こんばんは、はっちです^^
平成28年4月1日より電力小売の全面自由化が始まります。
それに受けて、携帯電話会社やガス会社、商社などの大手企業が参入をする予定になっており、色々な料金プランを提示してきています。
これによって電気契約の争奪戦が始まるわけですが、本家本元の電力会社はどうなのでしょうか。
我が家の管内である中部電力で調べてみたところ、新料金プランには注意しなければいけない点がありました。
新料金体系に変えたほうがいいの?新旧を比較してみる。
中部電力の新料金メリット、デメリットについてまとめてみます。
東京電力さんや他の電力会社でも似たようなプランを、新料金としているところが多いですね。
ただ、やはり手持ちの発電所の性能なのか、各社細かな設定が変わってきています。
旧料金体系で行くのか、新料金体系で行くのか。
詳細につきましては各社電力サイトを参照してください。m(__)m
では中部電力を詳細に見ていきます。
・使用料の少ない方(10A~30A)向けのポイントプラン
メリット
カテエネポイントがつくようになりました。それだけ(^_^;)
デメリット
2年間の契約縛りが付きます。その代わり転居によるものは違約金がかからないとのことです。
その他
料金単価は変わらないようです。
・一般家庭向けの(40A~60A 6kVA)おトクプラン
メリット
カテエネポイントがつくようになりました。
毎月150円相当のポイントがつくようになりました。
デメリット
2年間の契約縛りが付きます。転居に寄るものは除くようです。
その他
料金単価は変わりません。ただし従来の従量電灯B・Cの方も毎月150円割引きされるようです。
・契約電力の大きな家庭(7kVA以上)の従量電灯使用の方
メリット
300kWhを超える電気代が-1.4円/kWh少なくなります。
デメリット
120kWhまでの電気代が0.5円/kWh高くなります。
2年縛りが発生します。
その他
単価は変わりません。
単純に343kWh以上使えばおトクになるようです。
オール電化の方はここを注意!スマートプラン
オール電化を採用されている方の多くは、現在Eライフプランを選択されているのではないかと思います。
時間帯で料金が変わる体系です。
現在、新規でのEライフプランは選択できないようになっています。
そのため、今から契約される方は似たようなスマートライフプランを選択することになります。
それではEライフプランからスマートライフプランに変更するメリットはあるのでしょうか。
順番に見ていきます。
スマートライフプランのメリット
・カテエネポイントが電気料金に使える。
最大2年間で1980P貯まるようです。
このポイントを貯めるためには省エネコラムを読んだり、WEB明細にしたりと色々あります。
省エネのコラムは結構ためになりますし面白いですよ。
とかなんとか言いながら、自分はカテエネ会員になって半年経ちますが、現在貯まっているポイントは100P程度です。
一回ぐらいレポートみたかもです(ぉぃ)勝手に貯まっていくものではありませんね。
・ナイトタイムの拡大と時間帯の選択
Eライフプランでは23時~翌朝7時までの8時間が一番電気代が安い時間帯でした。
この時間帯を10時間に広げ、さらに21時~翌朝9時までの間で連続する10時間を時間単位で選択できるようになりました。
23時まで起きてるのは辛いけど、22時までならという方は22時~翌朝8時までを安い時間帯に設定。
朝ゆっくり掃除、洗濯までしたいわ、という方は23時~翌朝9時までの設定にすればおトクになるかもしれません。
・@ホームタイムの拡大
今まで9時~17時までは、高い昼間の電気代の時間帯でしたが、それが10時~17時に変更になります。
その他
2年縛りは無さそうです。
実際にスマートプランとEライフプラン(現行)の比較してみる。
オール電化の方は10kVA以上の契約になっていると思われますが、今回は10kVA契約として比較してみます。
実際に10kVA以上で比較の違いはありません。
全て税込みです。
基本料金
スマートプラン 1460円
Eライフプラン 2160円
ここで700円の差がでてきました。
時間帯別料金単価
スマートプラン
デイタイム 38円(kWh)
@ホームタイム 28円(kWh)
ナイトタイム 16円(kWh)
Eライフプラン
デイタイム 35.61円(kWh)
@ホームタイム 25.43円(kWh)
ナイトタイム 13.45円(kWh)
全時間帯において2.5円(kWh)料金が高くなっています。
オール電化割引、マイコン蓄熱割引、5時間通電機器割引の停止。
明細上で確認できる割引はコチラ。(この割引申し込みは2015年9月末に終了しています。)
オール電化割引は毎月2160円を上限に、電気代の5%を割引してくれます。
マイコン蓄熱該当機器の総容量1kVA当たり151.20円割引きしてくれます。
5時間通電該当機器の総容量1kVA当たり172.80円割引きしてくれます。
マイコン蓄熱割引はエコキュートでしょうか。
5時間通電機器は我が家では採用になっていないようです。
これらをまとめてみると。
新料金プランへの変更は割引の消滅が痛い。
新料金プランへ変更することで、基本料金は下がり、電気代の安い時間帯は拡充する。
ただ、単価がほぼ一律で上がることになるから、計算は単純にできそうだ。なんて思っていたところ、
今までの割引が新プランでは適用されない
という文言。
それを加味した場合。
我家の場合だと、もっともっと電気使用料を節約すれば新料金プランのほうが安くなりますが、
電気式床暖房を導入しておりますので、それは無理な範囲とわかりました。
いろいろ調べて見て思うこと。
中部電力のとしては、既存の契約者の他社への流出を抑える作戦のようですね。
一度出てしまっては、今までの割引が適用されているプランと比べて高いプランしか選べません。
今、携帯電話会社がソフトバンクだから、電気もソフトバンクにしよう。
と変更してしまうと、携帯電話会社の変更と共に出戻りしようとした時に、高いプランを選択せざるを得ないということになります。
とすると、その既存のプランと他社のプランとの比較になります。
さぁ、大手電力会社に対抗する電気代メニューは出てくるのでしょうか。
まだ完全に自由化になるまでに楽しみなところですね。
管轄内の方は、カテエネサイトに登録し、明細に記載してあるお客様番号を入れることで、今までの使用実績から、
新料金プランとのにした時のシミュレーションができるようになっています。
おそらく時間帯変更までは反映されていないので正確なものではありませんが、目安になると思います。
ぜひ一度試してみてください。
では~^^
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