こんにちは、はっちです(^o^)♪
一条工務店の床暖房に限らず家に床暖房を設置する場合、無線を使用するような機器の電波が弱くなってしまうことがあります。これは床暖房の暖気を室内に効率よく送るため、反射材となる材料が無線を遮蔽してしまうことが原因のようです。
一条工務店の場合は合板の上にアルミが施工されています。
このアルミがwi-fiのような無線電波を遮蔽してしまうようです。
1階と2階は、無線でつながらない?
床暖房設備を設置すると、先程の写真のように熱を無駄に漏らさないような施工がされ、無線LANのような電波の届きが悪くなってしまいます。
ただ、アルミで遮蔽されてしまっても、電波はわずかながら回り込みます。ですが、その状態では電波強度が非常に弱くなってしまうため、回線が不安定になってしまいます。
不安定になるとほとんど通信しなくなってしまったり、4G回線とwi-fi回線を行ったり来たりしたり。
早く情報を知りたいときなど、とても焦ってしまいます。
対策としては電波が通りやすくするのが良いのですが中々、住み心地と両立するのは難しいです。
吹き抜けが有れば電波が届く?
我が家は家のほぼ中心に8畳ほどの吹き抜けがあります。
無線LANも吹き抜けに面した2階の部屋内にありますが、吹き抜けの下では電波が1本か2本建っている程度。
さらに奥の部屋へ行くと、微弱~1本の間をウロウロしています。
吹き抜けがあることで、多少電波は通りやすいと思いますが、壁を何枚も通すことで、電波強度も下がってしまうようです。
平屋についても同様に、水平方向に広がり、壁を何枚も通すことで電波が弱くなってしまいそうです。
遮蔽の多い家の中での無線LANを快適に使う方法。
電波は目に見えず、事前にどのぐらいの電波強度になるのかを知ることは難しいです。
電波に限らず、通信を確保するためにはいろいろな方法がありますが、今回は無線LANを使う方法の紹介です。
1,無線LANルーターの設置場所を選ぶ。
ネットワークの起点となる無線LANの位置は、なるべく家の中心に設置して、家全体に電波の通りが良くなるような工夫をすることができます。
2階であれば、階段や吹き抜けの付近が1階まで電波が通りやすい位置になると思われます。
そこまで考えて配置して電波が届かなければ、強力な無線LANルーターを購入するというのも一つの手です。
ただ、強い無線LANは、外部にも電波を出してしまいます。
マンションなどで無線LANを設置しようとすると、色々なところの無線LANを検出してしまいますが、悪意のある人は、近くの無線LANのパスワードを解析し、タダで相乗りしていたりすることもあるそうです。
無線LANの電源を落としたら、隣の部屋から壁ドンされた、
なんて、ホントかよ。という話も聞いたことがあります。
パスワードは初期設定のままにせず、しっかり設定しておいてください。
※コメント欄でToshi1958さんに情報頂きました^^
無線LANを1階の階段付近に設置することで電波の通りが良くなるようです。
我が家の例にしても2階よりも1階の方が通りやすいようです。
貴重なコメントありがとうございました(^O^)/
2,どの位置に設置しても電波が弱い場合のお手軽解決方法
広い家や、吹き抜けの無い家、壁が多かったりすると一番良い位置で設置しても、電波が不安定になってしまうこともあります。
有線LANを予め配置したり、PLCを使ったり、と方法はありますが、無線LAN中継器を使うことで、かんたんに家の中の大抵の場所はカバーすることができるようになります。
無線LAN中継器とは、無線LAN電波を拾い増幅させ中継することで、遮蔽された場所や、遠い場所にも電波を飛ばすことが出来ます。
TP-LINK AC750 wi-fi レンジエクステンダーの説明書より引用画像
すごく簡単な無線LAN中継器のセットアップの仕方
インターネットの通信の拡張というとかなり面倒で難しいイメージがありますが、今の無線LANはかなり簡単にセットアップできるようになっています。
今回は簡単さを伝えるためにWPS(AOSS)ボタンを使ったかんたんセットアップ方法の紹介です。使用している機器はそれぞれあると思いますが、大抵が同様な方法で接続できると思いますので参考にしてください。
この後、色々用語が出てきますが、飛ばして構いません(汗)
AOSSとWPS
AOSSとWPSはどちらも、空間に電波を飛ばす無線LANのセキュリティを簡単に相互間をつなぐシステムのようなものです。
それぞれ規格が違いますが、大抵の機器はどちらにも対応している様子。
このAC750の説明書にはすべて「WPS」と表記されていましたが、AOSSと読み替えても問題ありませんでした。
AOSSはBUFFALO(バッファロー)の規格のようですね。広く使われているのはWPSの方です。
使用した機器はこちらのTP-LINK製のAC750。
2.4GHz、5GHzの電波に対応し、規格は11acまで対応していますが、使用している無線LANルーターはBUFFALOのWHR-300HP2。
一条工務店から太陽光発電の通信用に支給された物ですが2年以上前のものなので、5GHz、11acには対応していません(残念)
ハイパワー型とありますが、前述したように家の中の隅々まで満足する電波は送れないようでした。
セットアップの仕方
先程のTP-LINKの中継器を無線LANルーター近くのコンセントに設置します。
コンセントに挿してしばらくすると、中継機器の点滅が点灯に変わりますので、
先程の無線LANルーターのAOSS(WPS)ボタンがを押します。(裏側にあったり面にあったり色々)
そして中継器側の、
黄色で囲んだボタンを押すと、機器間で認証を行い、1分ほどでセットアップ完了します。
※注 無線LANルーター側のAOSS(WPS)ボタンを押して、動作している間は、外部からのアクセスを受ける可能性があります。なるべく早くセットアップさせて完了しください。
先程の黄色の丸で囲ったボタンが点灯し続けたらセットアップ完了です。
何度か試しても通信に失敗するようでいしたら、別の方法でもセットアップ可能です。AOSSやWPSボタンが無い場合もこの方法でセットアップできます。
必要なものはSSID、wi-fiパスワードです。(割愛^^;)
セットアップが完了したら、無線LANルーターからの電波が届き、かつ、電波の弱い所付近のコンセントに設置するだけでOKです。
他に無線LANで接続されている機器(PCやスマホ、DSなど)の設定はそのままで大丈夫です。
電波はばっちりです(^O^)/
まとめ
今回行ったことは、購入した機器をコンセントに挿して、それぞれの機器のボタン2つ押しただけ。とても簡単でした(^_^;)長くなっちゃったね
無線は結構セットアップが苦手(パスワードとIDが多くて・・・)なので敬遠していましたが、今回安かったのもあって購入してしまいました。
失敗してもまぁいいや、という感じでしたが、思っていたより簡単で、状況も改善して良かったです。
今回の無線LAN中継器TP-LINK AC750は我が家の1階部分に設置すれば、全部屋で通信が安定しました。(建床面積約20坪)
電波の受信強度が低くなることでスマホ側もしっかり電波を掴もうとする関係か、結構電池の減りが早かったのですが、通信が安定することで多少なりとも改善されました。
何より通信不安定で回線が途中で切り替わってしまったり(もちろんエラーで断)、全然通信してくれなかったりということが改善されたことが一番うれしかったです。
床暖房を導入している家庭では無線LANを予め使用しないような配線計画をしているかもしれませんが、そうではない家庭も多いと思います。
こんなに簡単に改善できます。ということで今回記事にしてみました。
また何か疑問なことがありましたら、質問いただければと思います。(分かる範囲ですが^^;)
それでは~(^O^)/
我が家のWEB内覧会はこちら

一条工務店i-smartのWEB内覧会です。ダイニング中心の間取りで、吹き抜けを北側にしています。
そんな住み心地や、工夫をこれから設計する人の参考にしてもらえればと思います。
ここまでお読み頂きありがとうございます。一条工務店の他の施主の方の経験談、オプション情報などはこちらのリンクからお願いします。
コメント
初めまして、楽しくブログを読ませていただいています。
私も自宅で無線ランを使用していますが、床暖パネルのため各階に設置しようと考えていましたが、実際には1個設置するだけで使用可能になりました。映像などを見ない方であれば試してみる価値はあると思います。設置方法は、無線ランを1階の中央で階段に近い場所に設置するだけです。これで2階全部で使うことが出来ました。2階に設置するより1階に設置したほうが無線の届かない場所がなくなりました。
これからもブログ楽しみにしています。
コメントありがとうございます!
なるほど!1階に無線LANを配置するということは考えていませんでした。
2階に外壁から配線が飛びつくとばかり思っていましたが、1階でも可能ですね。
上でも下でもと思っていましたが、実際に無線LANの電波が距離によってかなり減衰することを考えると、
1階の方が確かに効率が良さそうに思います。
気づきをいただきありがとうございます^^
コメント欄に残しておくのは惜しいので記事内に残しておきたいと思います。
ありがとうございました^^