ホームセンターで買ってきた、半ば枯れているんじゃないかと思っていた高麗芝でしたが、なんとか生えそろってきたと思っていたのですが、すっかり伸び伸びになってきました。
今回はその高麗芝の冬のメンテンナンスとして芝焼きにチャレンジしてみようと思います。
ちょっと勇気のいる作業です。
芝焼きメンテナンスの必要性
時々芝刈りをしながらですが、2月にはこんな感じで枯れてきています。
芝を焼いてしまうともう生えてこないような感じがしますが、実際には、もう枯れている部分だけ焼けますので大丈夫です。
その枯れている部分が堆積するとサッチ層と言う風通しの悪い土になるため、新しい芝の生育を抑えてしまうそうです。そのため、この部分を焼き、栄養分にすることで新しい芝が成長しやすくなります。
また、落ちている雑草のタネなども焼けるので芝の生育に良いようです。
ただ、行うのは2月下旬~3月上旬までにしておいたほうが良さそうです。
暖かくなって3月下旬ぐらいになると芝が休眠から覚めるため、新しい芽を出してきます。
そうなる前に芝焼きを実行するのが良さそうです。
そこでこんなものを購入してきました。
ガスボンベに取り付けるガスバーナーですね。
ホームセンターで安売りを見つけて1000円ぐらいでした。
こういうものは大抵、「専用のボンベをご使用ください」との記載があります。
なるべく専用の物を使用したほうが良いかと思いますが。。。
全然違うメーカーのガスボンベを取り付けても普通に使えました^^;
ガスボンベは案外安いですね^^
[su_box title=”注意” style=”soft” box_color=”#2474d8″ radius=”10″]他社製のガスボンベでは安全性の検証してないから、こういう表記になっているのかもしれませんが、安全には留意して作業してください。[/su_box]
天気によって左右される芝の燃え方
芝焼きは天気によって左右されます。
雨が降った後は芝が湿って全然火がつきませんし、乾燥していると一気に燃えていきます。
また風の強い日は想像以上に燃え広がる可能性があります。
様子を見ながら少しずつ芝焼きを進めて行くと良いと思います。
初めての芝焼き
いきなり芝焼きの前に。
最初の関門はとにかくガスバーナーで点火することでした(汗)
怖かったですがとにかくやってみないと始まらないということで、点火。
びびって手が震えまくって写真がぶれぶれです(汗)
とにかく自分はガスバーナーなんて小、中学校の実験ぐらいでした使ったことありません。
びびりながらガスの口を開き、ボタンで点火。
ごぉーーー!
っと共に、すぐスイッチオフ(汗)
びびるぐらい安全な方がいいんです、きっと。
慣れてきたら、ついに芝を燃やしてみます。
ごぉーーー!(ちょろちょろ)
バンバン!!(靴で消火する音)
(汗)
びびるぐらい安全な方がいいんです、ゼッタイ。
芝焼する時に用意しておきたいもの。
芝焼きする時は、水を用意しましょう。きっと大丈夫だと思っても精神的に。
ジョウロにたっぷり水を入れておきました。
やはり冬なので芝が乾燥しているためか、表面部分はすごく良く燃えることがあります。
芝がどの範囲まで生えているかにもよりますが、家の周辺まで生えている場合、間違っても燃え移ることのないように、際の部分には水を撒いておくのが良いかと思います。
水を撒いておいた箇所でぴったり火が止まっています。結構念入りに巻きました^^
我が家は木製のウッドデッキとかもあるので、若干火の周りには注意が必要です。
中々燃え広がらない芝焼き初年度の様子
これでいいのかな?と適当に燃やしては消して、燃やしては消してしながら燃えやすい所は燃やしてみました。
思った以上に燃え広がらず、ごーっと燃やしては進み、
芝を植えて一年目の芝焼きの様子
結構燃やしたつもりなのですが、表面だけ焼いた様な感じになりました。しばらく雨も降っていなかったのですが、湿度が高めだったのか、中々火がつきにくかったです。
どんどん燃え広がった二年目の芝焼き
一方で、二年目は同様に乾燥した日でかつ、風の弱い日を選んで実施てみました。
一年目に全然燃え広がらなかったので、ごーっと広めに燃やしてしまったら。
げっ
想定以上にどんどん燃えていきます。
どんどん真っ黒になっていきます。
ですが、さっと水を撒いたラインで火はストップ。
ほっと一安心です。
そしていくつか燃え残る場所があるので直接バーナーで焼いていき完了。
きれいな真四角になりました^^;
家の周辺や伸びてほしくない箇所は別に元気でなくていいので焼かずにおいてあります。
なんだかきれいにこんがり焼けていますがよく見ると結構まだら状態です。
後日、再度芝焼きをして全体的に平らになるように焼きこんでいきました。
真っ黒な芝 芝焼きのその後
真っ黒にこげこげの芝地帯でしたが、雨が振ったり風が吹いたりすることで元の色が見えてきました。
そして芝焼きから一ヶ月後の3月下旬の写真。
結構焼き込んだつもりでしたが、まだ斑になっていました。
そして4月中旬。
徐々に緑が広がってきました。元気な若い芽がどんどん広がってきています。
そして4月下旬。
しっかり緑が戻ってきました。また芝刈りの時期になってきますね(汗)
芝焼きのまとめ
芝焼きをするに当たっての注意点をまとめていきたいと思います。
・2月ぐらいの芝の休眠期に行う
・しばらく雨の降っていない乾燥した日に行う。
・風の強い日は避ける。
・もしもの時のために水を用意しておく。
・燃やしたくない、燃え移りそうなものの周りに水を撒いておく。
・結構煙が出るため、ご近所さんには話をしておいたほうが良い。
と言ったところでしょうか。
後は、火を点ける勇気(苦笑)
我が家の芝の範囲はまだ狭いのですが、広いと大変そうです。
結構煙も出るので、ご近所さんが近い場合はひと声かけたほうが良さそうです。
一年目の時は本当に燃えなかったのですが、2年目の燃え方はちょっと周囲が心配になるぐらい燃えてくれました。
また燃え広がるとやはり少し恐怖を感じますのでしっかり水を用意して臨んだほうが良さそうです。
労力としては全然かかっていませんが、普段見慣れない炎がどんどん燃え広がっていく様子はなんだかドキドキしてしまいます。段々慣れていくのかもしれないですね。
また生育の様子をレポートしていきたいと思います。
では(^O^)/
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