冷蔵庫の買い替えは抜群の省エネ効果!13年前の冷蔵庫の電気代。

NR-F604WPX-X 冷蔵庫

ほとんどの家庭に1台はある冷蔵庫。

24時間稼働している冷蔵庫は生活に必要なものとして余り電気代は気にしていないのではないでしょうか。

古い冷蔵庫の場合その電気代は3倍ぐらいかかっているかも?と以前の記事で紹介しました。

今回、実際に冷蔵庫を買い替えて、どれぐらい電気代が変化したかをレポートしたいと思います。

古い冷蔵庫と新しい冷蔵庫の電気代の基準の変化のまとめ

冷蔵庫はここ10~15年ぐらいの間に大きく変化しています。

もちろん冷蔵庫自身の性能が上がったこともそうなのですが、冷蔵庫の消費電力の表示の仕方も変わっています。

・冷蔵庫の性能は13年ほど前と比べると3倍ぐらい上がっている。
・消費電力の計測方法は、空っぽでの計測から、中身を詰めたり、扉を何度か開閉したりす ることを前提とした計測方法に変わっている。

冷蔵庫の性能は上がっても、消費電力の表示の仕方が変わると、一見、電気代が変化していないかのように見えることに注意が必要です。

詳細はコチラ。

今と昔の冷蔵庫は電気代が3倍も違う!?実際に実測してみました。
常時稼働していて当たり前だと思っているせいか、冷蔵庫の電気代は当たり前の必要経費ぐらいであまり意識していないのではないで...

新しく大型冷蔵庫を購入!容量は1.5倍。でも電気代は・・・

古い冷蔵庫は引取&リサイクルをお願いしました。

冷蔵庫

 

そして、

今回購入した冷蔵庫はコチラ。パナソニック NR-F604WPX-X 600リットル

NR-F604WPX-X 冷蔵庫

鏡面はかっこいいのですが、掃除が大変なのであまりおすすめしません^^;

(在庫品で購入したので新製品(605)の紹介^^;)

今まで使用していた冷蔵庫が407リットルタイプだったので、容量は約1.5倍。かなり奮発してしまいました^^

冷蔵庫の中で特に場所を取る野菜類、冷凍類が、とにかくたくさん入ります。

冷蔵庫 604 容量

幅はわかりにくいですが、扉面から55cmも引き出せます。とても入れ易い。

今までの冷蔵庫であれば、冷凍庫入らないしな~と、買ってきた箱アイスはすぐに解体する必要がありましたし、コストコで買った大型ピザは、小分けにしてもなんとか入るぐらいでした。

今ならズドンと入ります。すごい!(結局場所を取るので小分けにしますが)

 

と、まぁ、かなり興奮しながらの冷蔵庫ですが、気になるのが電気代。

あれだけ、性能が良い!と言いながら1.5倍の大きな冷蔵庫を購入してしまったので、あまり省エネ性能は期待していませんでした。

電気代はどんなものかと計測してみたところ。

 

旧冷蔵庫 2008年製 407L 実際の消費電力 通常時約180W

新冷蔵庫 2018年製 600L 実際の消費電力 通常時70W~80W程度

 

サイズが大きくなっているにもかかわらず、まさかの半分程度。

同等レベルだといいなと思っていただけにかなり嬉しい誤算です。

 

ちなみに、冷蔵庫に表示されている年間消費電力量283kWhという電気量は、常時32W程度の消費電力量の計算になります。随分測定方法が変わったといえども、車の燃費と同じで実運用とは離れてしまっているようです。

 

ちなみに、電気使用量は、旧冷蔵庫の中身を取り出す前に、使用している電気量を計測し、

そのまま、新冷蔵庫に中身を入れて、ほぼ一日経過して安定したところを見ています。

冷蔵庫 中身

これ以外にも、冷凍、生物は別のクーラーボックスに入れています。(自主規制)

入れ替えのためにかなり減らしてきたつもりですが、こうやって取り出すと本当にたくさん入っています。

その後調子に乗って、冷凍食品などを大量に買い漁った結果。80Wほどまでですが少しだけ電気代が上がった気がします。やはり物を詰め込んでいくと、電気代は上がるみたいです。大きくなったからとたくさん買い込むのも良くないですね^^;

容量が大きくなった冷蔵庫、サイズは殆ど変わらない。

今回407リットルの冷蔵庫から、600リットルの冷蔵庫に容量UPしましたが、実は大きさはそれほど変わっていません。

冷蔵庫を買い換える時に重要なのは横幅かと思いますが、大抵の冷蔵庫は横幅は685mmと、ほとんど変えること無く作られています。

ただ一方で奥行きはさすがに増加してしまう様子。

以前と比べて、奥行きが10cmほど増えているため、少し冷蔵庫が飛び出してしまいました。

冷蔵庫 i-smart

眼の前にキッチンがありますが、通行には支障にならない程度の飛び出してです。

 

こちらは一条工務店のi-smartのカップボードの横においています。このサイズ(奥行き745mm)の冷蔵庫だと、11cmほど飛び出てしまいます。背面壁は内壁で無く外壁です。参考までに。

 

今の300リットル以上の冷蔵庫は上部から熱を放出する仕組みになっているため、上部は5cmほどの開口が必要ですが、背面は0mm。横も5mm程度開いていれば良いそうです。
実際にはもう1cmほど余裕があると良いそうです。特に上部はより空いていることで省エネに貢献しそうです。

 

いやいやすごいな。

10年前と省エネ性能が格段に上がっている冷蔵庫

冷蔵庫は小さければ電気代が少ないというわけではなく、大きくなればなるほど省エネ性能は上がり、消費電気量の逆転を起こしています。

例えばコチラ。

価格ドットコムで評価の高い、アイリスオーヤマ製の小型142リットルの冷蔵庫IRSD-14A-W

年間消費電力は259kWh/年

同様に価格ドットコムで評価の高い、三菱製の503リットルの冷蔵庫MR-MX50F

年間消費電力は250kWh/年

容量に3倍以上の差があっても、電気代は大きな冷蔵庫のほうが若干安いという逆転現象が起きています。

調べてみると、300リットル~400リットルぐらいまで消費電力の大きさが増えていき、450リットル超えるぐらいだと、

一気に消費電力が下がる傾向があるようです。

当然本体価格に差が大きいのですが、便利さと、長く使うことを考えると、大きい冷蔵庫のほうがお得な感じがしますね。

もちろん一人暮らしの場合、引っ越しもあるでしょうし、スペースの問題もあります。

消費電力が少ない=放出される熱ロスも少ないことになりますので、冷房費暖房費も変わってくるかもしれません。

一概には言えませんが、冷蔵庫は大きさと安さだけではないですね。生活スタイルに併せてどのタイプが良いかなど色々と検討してみると、納得できる一台が見つかるかもしれません。

それでは(^o^)

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