ウッドデッキと塗装の耐久性。長持ちさせるために必要な再塗装をしながら見ていきます。

ウッドデッキ 塗装

3年前にウェスタンレッドシダーを主材料として作ったウッドデッキ。

当時二度塗りをした箇所も紫外線にやられて、少しずつ色が取れ、木が痩せてきたような気がします。

今回は。

3年前に塗装したウッドデッキの塗装の状況。
ハードウッドとソフトウッドの劣化の違い。

を中心に見ていきたいと思います。

塗装した当時の記事。

ウッドデッキをDIYで作ろう!10-1 油性?水性?特徴と木材塗装編
ウッドデッキを保護する塗料のおすすめ ここではウッドデッキを保護する塗料を選定しています。 色々ありますので、場所場所にあった塗料を選んでいきたいと思います。ウッドデッキに塗装は必要?

3年経過したウッドデッキの塗装はまだ残っている?

ウッドデッキは屋外で紫外線にさらされているため、木が痩せ、ボロボロになってしまいます。

塗装はその劣化を防ぐためと、見栄えのために行うのですが、その塗装もずっと保つわけではありません。

ウッドデッキ 再塗装

塗装前のウッドデッキの状況:フェンスは色落ちしやすいです。

 

ウッドデッキ作成時にどんな塗料を使うかというのは、かなり悩んだ点でもあります。

塗料って高いんですよね。

やはり一番良いのは信頼と実績のキシラデコールなのですが、

お値段と当時の評判を加味してこちらを使用しています。

今回重ね塗りする塗料は以前と同様にウッドガードのダークオークを再塗装していきます。

ウッドデッキのメンテナンス 2~3年ぐらいで再塗装?

まずは現在の状態をじっくり見ていきます。

一番紫外線の影響を受けているのはココ。

ウッドデッキ 再塗装

かなり日の当たりやすい場所に取り付けられている幕板です。幕板の色落ちはそれほどでもないですが、手で触ってみると、木目の通りにギザギザになっています。

年輪を重ねるにあたって、丈夫なところと弱いところとができるのですが、丈夫なところのみを残して木が痩せていっているようです。

 

次に先程のフェンス

ウッドデッキ 再塗装

フェンスもウェスタンレッドシダーなのですが、木が細いため、早めに再塗装しないとどんどん弱くなっていそうです。

色は残っていますが、塗装が落ちてしまったところは、下の木の色も落ち白銀化が進んできています。

 

続いて気になるところは床板

ウッドデッキ 再塗装 床板

床板も屋根があるとはいえ。太陽が傾けば紫外線が入ってきます。

床板はハードウッドのイタウバを使っているため、劣化はほとんどしていないのですが、塗装は剥がれてきています。

ハードウッドは塗料が染み込みにくいため、色も落ちやすいです。

見た目にあまりよろしく無いので、ここも塗り直しです。

 

屋根を支える柱も気になるところ。

ウッドデッキ 劣化

 

ウェスタンレッドシダーの90角で建てられた柱も、陽がよく当たるため塗装が落ちてきています。

ただ、触ってみてもそれほど木が痩せているような感じはしません。

ですが弱ってしまっては困る場所なのでしっかり塗り直していきます。

 

屋根の下は大丈夫

ウッドデッキ 再塗装 屋根

屋根材には紫外線カットの中空ポリカーボネイトを使用していますので、陽が直接当たらない、当たりにくい場所は塗装の色が薄くなってきてはいても、木材として劣化している様子はありません。

塗り直しをした場所との色味の違いは多少出てしまいますが、塗装の目的は保護なので気にしないようにします。

再塗装開始。。。だが塗りにくい。

さてさて再塗装開始です。

一番影響の大きそうな幕板から塗っていきますが・・・

ウッドデッキ 再塗装

幕板は紫外線の影響で木が少し痩せています。

そのためか年輪の段差が出来てしまい、かなり塗りにくいです。

一番塗りたい弱い部分に塗料がなかなか入り込まず、結構塗料をどっぷりつけて塗らなければいけませんでした。また、木が塗料を良く吸います。

ささっと塗ろうとするよりも、じっくり丁寧に塗らないといけないようです。

塗っていたら興味があったみたいで^^手伝ってくれました。

上の子ががんばって塗ってくれます。

下の子は・・・とりあえず服に付けないようにだけしてほしい。

すぐに飽きたのか、砂遊びしてましたが^^;

一番手強いフェンスの再塗装

一番時間がかかったのがフェンスでした。

やはり陽の当たる場所で、木も痩せていて塗りにくい上に、構造が複雑です。

ウッドデッキ 再塗装 フェンス

少しずつ少しずつ塗る必要があります。

ただ、このフェンスは解体して新しいものにしてもいいかもですね。

他の場所に比べて劣化が早そうなので、見た目も加味して次回はどうしようか考えるところです。

 

ハードウッドの劣化はほとんど無く塗り易い

ハードウッドのイタウバで作られている床板は塗料が染み込まない分、とても塗料の伸びが良く、塗りやすいです。

ウッドデッキ 再塗装

左から順番に塗っていっています。

一番目につくところでもあるので、どんどんきれいになっていくと楽しいです。

それにしてもイタウバは強いです。

ハードウッドはその硬さからかなりの耐久性を持ちますが、反面ササクレなどが出るため、ウリン等の場合、素足歩くことはちょっと危険です。

ただ、このイタウバはハードウッドでありながら、ササクレがほとんどなく、制作してから現在まで、素足でも全く問題がありません。

リビングからウッドデッキへ出られるようになっていますが、なんとなく外に出たり、座ってご飯食べたりしても大丈夫。

強い木材です。

再塗装にかかった時間はおおよそ3時間

柱、床板、幕板などを再塗装、また屋根も少し塗り直したりしていたら、3時間ほどかかってしまいました(汗)

塗装前はこんな感じでしたが。

ウッドデッキ 再塗装

 

塗装後は色の斑具合が無くなり、濃くはなりましたが、統一感があります。

ウッドデッキ 再塗装

 

ウッドデッキ 再塗装 フェンス

 

ウッドデッキ 再塗装

当初に比べて、塗料の乗りが悪くなってくるのか、それとも下地の白銀化の影響なのか、当初ほど鮮やかな発色はしないですね。

色を塗った当初はこんなチョコレート色でした。

ウッドデッキ 再塗装 当時

ここから比べると、再塗装することでかなり色が濃くなっている気がします。

 

ちなみに塗装する前のウェスタンレッドシダーの色

フェンスの色が元々のウェスタンレッドシダーの色です。

ウッドデッキを再塗装してみて

ちょっと大変でしたが、塗装し直すと、なんだかウッドデッキが蘇ったような気分になります。

これからもハンモックしたり、ちょっと作業したり、ソファ干したり^^

天日干し

少なくとも10年。それ以上。子供が長く使えるようにウッドデッキをメンテナンスしていきたいなと思います。

それでは。

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