こんにちは、はっちです。
腐食に弱いSPF材などは屋外に置いておくとすぐに劣化してしまいます。
そのため木材を塗装で保護して使用するのですが、実際にどれぐらい劣化するのでしょうか。
今回以前作成した木製の自転車置き場が、結構劣化してきましたので、その状態と塗りなおしを見ていきたいと思います。
SPFで作成した自転車置き場の様子と改造
今回のDIYメインは木製自転車置き場の劣化ですが、手を付けようと思ったのは、この作成した時(7年前)は3台分だった自転車ですが、子供も成長しており、5台分必要なものに改造しようと思ったからです。
今回はそのあたりの改造も含めてブログにしようと思います。
現在の様子です。
塗装したSPF材の7年後の状況
使用したSPF材は防腐塗装はしておりますが、屋外に設置していました。
日は当たりにくい場所なのですが、雨はかかり、水も溜まりやすいのか、緑色のコケが表面に多く見られ、塗装も剥げてしまっています。
そういう状況ではありますが、防腐塗料のおかげが、木材自体の腐食は少ないようです。
使用した塗料
ただ、痩せてきている部分は少なからずあります。
自転車が入りタイヤが乗るところは塗料がはがれてしまっているようですが、内部の劣化は少ないようです。
やはり水が溜まりやすい場所や、、元々弱そうな場所は痩せてきています。
裏を返してみると、腐食防止に取り付けたスペーサが活躍してくれているようで、裏側の劣化も少ないようです。
ただ、コンクリートの上に設置はしていますが、飛んできた葉っぱや土などで虫さんの住処になっているようです。
強度的な面ですが、特にボロボロになっているなどはありません。
それなりに重量はあるのですが、上側の横渡しの2×4材などで持ってみても、がっちりしている感じが伝わります。
塗装しておけばSPF材でも案外大丈夫ですね。
再塗装
全体的にかなり緑色になってしまっているので、ゴミをホウキなどで落とし、再塗装していきます。
使用する塗料は以前の油性塗料と違い水性塗料です。家にあったもの(~_~;)
元々の塗料よりも薄いため色ははっきり出ませんが、防腐効果は期待しています。
スキマなんかもしっかり塗っておきます。
全体的に色が乗り、ちょっと引き締まった感じです。
自転車置き場を5台分へ改造
さぁ色も塗り終わったところで、設置台数を増やしていきます。
設置個所はこの3台の間。
斜めの部分に設置するため、渡す角度と長さ、接合部の角度など気を使う必要があります。
タイヤの幅、斜めの渡しの長さ、角度などを計算して長さと接合部の角度を考える必要があります。
使用した木材はWRCのフェンスで使用していたものを解体したものなのでちょっと不格好ですが、加工して塗装をしておきます。
勉強以外で三角関数を使うのは久しぶりです。
1台は子供用に太いタイヤを想定しています。
取りつける位置に新たにコーススレッドを打つのですが、SPF材でさらに端の方なので、下穴をドリルで開けておきます。
若干のずれはありますが、ほぼ想定通りでしょう(強がり)
使用しているビスはステンレス製のコーススレッド。
裏側は普通のビスを使用しています。
こちらもあまり錆びは出ていませんでした。
自転車置き場の設置と7年前との比較
自転車のタイヤを収める柱を付けることができましたので、前後で比較してみたいと思います。
設置前
設置後
自転車置いていなければいい感じに見えますね。
よいしょ、よいしょと持って行って、自転車を置いてみました。
まだ一番下の子が小さいので5台目はありません。やっぱりちょっとハンドルが窮屈ですね。
SPF材の1feetをそのまま使っていますので、広げるのはちょっと面倒です。
設置した時は小学生だった上の子は、もう中学生。
さすがに買い替えようよ。と言っているのですが、気に入ってるらしくそのままです(´・ω・)
7年前の写真では、一番左の自転車の座面の高さが最低ですが、今では最高位置です。
これでも合わず自転車がすっかり小さくなってしまいました。
3台でかなり余裕を見て作った自転車置き場でしたが、なんとか5台分用意することができました。
ちょっと狭いですが、なんとか使えそうです。
ということで、日陰であれば、じめじめした場所でも案外耐久力のあるSPF材です。
しっかり塗装しつつ今後も使っていこうと思います。
それでは。
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