こんにちは、はっちです。
夏も終わり、涼しくなってきたころ、暖かい室内を目指してくるあの虫さん達。
気密性が高いため、ほとんど入ってくるところは無いだろう。と思っていたのですが、たまーに、出てくるんですよね。あの黒光りする虫が。。。(写真はありませんので安心してください。)
侵入経路は一体どこなんだ?と色々探していたところ、
候補地がエアコンのドレン配管。
調べてみると、セリアにこんなもの売ってるじゃないですか。
(ちょっとGの絵があるので小さくしています。)
ドレンはからの虫の侵入を防ぐためのものです。
こんなものが100均で売られているということは、結構あるんだなと思ってしまいます。(ぇ?)
今回はこれを取り付けていきたいと思います!
後半戦は一条工務店のレイエアコンにも取り付けています(少し特殊作業です^^)
エアコンのドレン排水って何?
夏場エアコンをONにすることで涼しい風が出てくると思います。
その涼しい風というのは、室内を25℃とかまで下げてくれるのですが、吹いてくる風が25℃では室内の温度は25℃まで下がりません。
もっと低い温度でエアコンから噴き出すのですが、そのため、エアコン内部で室内の空気が急激に冷やされ、結露がエアコン内で起きてしまいます。
エアコンは室内の空気を吸い込み、冷やして送っているため、室内のホコリなどもエアコン内に取り込んでしまいます。
ある程度はフィルタで取り除かれますが、やはり全部とはいきません。
そのホコリとエアコン内部で結露した水分が、エアコン内のカビを発生させます。
年に1回ないしは2年に1回ぐらいは掃除したいところです。
エアコンのドレンとは、その結露水を外に出すためのものです。
良く室外機から水が少しずつ出ていることがあると思いますが、それがドレンです。
空気中の水分が結露して外に出て行く仕組みになっています。
夏場が湿度が高いですからね。結構な量が外に出て行っています。
時々でいいのですが、このような管が詰まっていないか見てあげてください。
ゴミとホコリでスライム上に詰まってしまうと、室内に水が出てくる可能性もあります。
話が逸れてしまいましたが、ドレンが流れていくところは、ホースと言えども、穴。
そこそこの虫であれば通ってきてしまいます。
通常の家庭用エアコンの場合
さてさて^^今回はダイソーとセリアそれぞれで売っているエアコン排水ドレン用の防虫アイテムを取り付けていきます。
通常の家庭用のエアコンの場合、こんな感じでドレンが付いていると思います。
どちらもここに防虫アイテムを取り付けます。
セリアの防虫アイテム
100均セリアで売っていました、ドレンからの防虫アイテム。
(100均セリア)
中はこのような構造になっていて、虫が入らないようになっていますが、水(ドレン)は外に出すようになっています。
これをドレンホースの先端にこの器具を差し込んであげて、
ホース内に固定できればOK。
ホースの太さによって、この器具をカットしてあげる必要があるので注意してください。
カットにも糸のことかパイプソーでやるのがベター。
カッターだとちょっと辛いかも。
ダイソーの防虫アイテム
ダイソーのものはGちゃんの絵が可愛らしくなっていますね^^
こちらのタイプはエアコンドレンの出口にかぶせるようになっています。
上の写真の場所にかぶせるだけでした。
これでばっちりですね。
防虫キャップのお手入れ
どちらの器具でも夏の始まりや終わりに詰まりがないか確認してください。
これらの器具は取り付けるだけで虫さんの侵入を防ぐことができるのですが、一方でドレン水も流れにくくなります。
最初はいいのですが、ゴミや空気中のホコリなどがたまり、流れが悪くなるとドレンが溜まってしまった結果、室内(エアコンの中)に逆流してくる可能性があります。
そうなるとエアコンの故障にもつながるため、できるだけ外して掃除できるようにしておくのがいいです。
一条工務店のRAYエアコンや大きめのエアコンの場合
一条工務店のRAYエアコンは広さにして16畳用。
エアコンドレンは壁内を通じて、基礎付近から外に飛び出ているのではないかと思います。
ここに先ほどの器具を取り付けようとしても、配管が太すぎてスカスカで固定できません。
ですが、一番虫が侵入してきそうな太い管です。
今までのアイツの目撃情報は1階でしかないので、ここは塞いでおきたいところです。
安い!配管部材を使って取り付け。
今回用意したのは、ホームセンターで買ってきたこちら。
VP16の排水用配管 50cm1本。
VP異径継手16→13 1つ。
合計150円ぐらい。
それと配管をカットするための糸鋸を用意しました。100均で売っているパイプソーでもいいですよ。
先ほどのドレン配管を見てみると、どうやらVP16のエルボをドレン末端部材にしているようです。
(配管に16と書いてありました。)
これを16から13の異径継手を取り付けることで、13サイズになり、先ほどの器具がちょうど入るサイズになります。
ちょっときつめですが、押し込めます。
ただこれを直接家から出ている配管には繋げませんので、先程の50cmのVP-16配管を使って繋ぐ必要があります。
まずは配管を部材に押し込み、どこまで入るかチェック。
ここの左側の配管の長さは適当でいいのですが、ドレン排水口から地面まで、あまり余裕が無い場合が多いと思います。
なるべく短くするためにこのようにしていますが、地面までの余裕がある場合は適当でいいです。
間違っても何らかの場合に塞がってしまわないようにある程度地面との距離を取ってください。
ほんの3cmぐらいで大丈夫そうですが、多少余裕(5cmぐらい?)見ても大丈夫です。
配管とドレン配管の接続
配管と配管の接続は本来専用の接着剤を使いますが、今回は使いません。取り外し可能にしておいたほうがメンテナンスにも便利です。
ぐぐっと差し込んでやればある程度固定されます。
外れてくるようであれば、差し込み側にかるーく両面テープを巻いてあげるぐらいでいいかなと思います。
詰まることも考えて外して掃除できるようにしておくのがいいかなと思います。
目的としては虫が入らなければよいため、接続はアマアマでOKです。
石はなんとなく水受けに置いています。
最後に
元々気密性の高い一条工務店の家は、虫が入りにくいようになってはいるのですが、やはり年に1回ぐらいは、アイツを見ますので、少なからず侵入経路を塞げればと思いやってみました。
ちょっと配管を切ったりする必要はありますが、取り外しもできますし、何より部材が安いので気になる方はチャレンジしてみてはどうでしょうか。
それでは。
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