網戸は長く使っていると汚れも出てきますし、劣化もしてきます。
網戸の寿命はおおよそ5年程度。
外圧による網戸のほつれ。
劣化による縁の裂けなど気が付かないとそこから虫が入り放題なんてこともあります。
今回はそんな網戸をDIYで張り替えてみましょう。
張替え網戸も種類がたくさん
一条工務店では標準仕様ではない網戸。
ですが、網戸は我が家ではかなり重要です。
田舎というのもありますが、やはり中間期は外の空気を入れたいなと思います。
また、今日は暑いから。寒いから。と冷暖房を入り切りするのも、省エネ的にあまり良いものではありません。
大抵5月~6月、10月~11月などは窓を開けて外気を入れていることが多いです。
標準仕様でなくても網戸は欲しいなと思ってしまいます。
いろいろな網戸のかんたんな特徴
網戸の種類は実は色々あります。
まずは網目の種類。
網目の粗いものは安いのですが、小さい虫が心配です。
網目の大きさはメッシュという単位で表現され、18~40メッシュぐらいまであります。
通常は20メッシュ程度でしょうか。
また細かいものは少し高くなりますし、風通しは若干ですが悪くなります。
色もグレーだったり、ブラックだったりと家に合わせたものがホームセンターで売っています。
ブラックの方が見えにくくなる・・・かと思いきや、ブラックの方がクリアに外が見えます。また、すっきりとした印象を与えます。
グレーの方が網戸張ってあるな~とわかるようになり、かつ、室内外の様子が見えにくくなります。
我が家の網戸は・・・
どっちだろ?グレーに見えるのですが、別の写真だとブラックにも見える。。。それにしても汚い。
今回はメッシュ24のブラックに張り替えてみました。
小さい虫の侵入に悩まされているようでしたらメッシュ24以上がオススメです。
大事な部品網戸の押さえゴム
網戸はよく見ると、網の縁をゴムのようなもので押さえています。
張り替える際はこのゴムの太さなど、網戸に合わせた物を購入する必要があります。
太さは2.8mm~6.8mm程度と種類があります。
一条工務店の標準網戸のゴムの幅は計ってみたところ2.5mm程度でした。
ですので、売っている一番最小サイズである2.8mmを購入しましたが、いざ張替えでゴムが入っていたミゾからゴムを取り出してみると、
どうやら大きいサイズの物が押し込まれていたようです。
(左:入っていたもの3.5mm?右:新しく買ったもの2.8mm)
2.8mmでもがっちり(だと思う)押さえられましたが、3.5mmの方がよりしっかり押さえられそうです。
まぁ、2.8mm買ってしまったので、それを使っていきます。
(数週間経過。今のところ問題ありませんが少し気になるところです。)
ちなみに、網戸のゴムは古いものも使えるかもしれませんが、確実に紫外線などで劣化しているため新しいものを購入することをおすすめします。高いものじゃないですしね。
網戸張替えに必要なもの。
さぁ、網戸の張替えをしていきます。
まずそろえたほうが良い道具です。
張り替え用網戸
網戸用ゴム押さえローラー
網押えゴム
カッターとはさみ
です。おまけで精密ドライバーを使いましたが、古いゴムをミゾから取り出すための細くてかたいものであればなんでも大丈夫です。
それでは張っていきましょう。
網戸張りの手順
まずは古い網戸を窓枠からよっこらしょっと上に持ち上げて下側を外した後、上側を外します。
その際、網戸の角は他のものに傷をつけやすいので、注意して外してください。結構鋭利です。
まずは古い網戸から網を外すために、縁で押さえられているゴムを取り外します。
外しやすそうな角を精密ドライバでぐりっと簡単に取れました。
後はびーっと引っ張るだけです。
網も同時に外れますので、まるめてぽいっゴミ行きです。
ブラシなどがあれば、ゴムが入っていたミゾを掃除してあげると良さそうです。
やりませんでしたが(汗)
続いて新しい網を剥がした網戸に敷いていきます。
まっすぐ敷けたら、ずれないようにクリップなどで止めておくといいかも。自分は使用していないので先ほどの道具一覧にはありませんが、専用のクリップも売っています。
たくさん網戸を張り替える場合は4つはあったほうがよさそうです。
ちなみに、この時点で網戸をピンと張っておく必要はありません。
入れにくそうな角から順番にずれないように網戸のミゾに網と一緒に押さえゴムを入れ込んでいきます。
角から始めて、歪まないように短辺と長辺の2辺をずいずいっと入れていきます。
途中でローラーを使ってもOK。なるべく捻じれないように入れておくといいです。
残り2辺からは少し気を付けていきます。
残りの2辺は入れるときに、網戸がたるまないようにピンと指でおさえつつゴムを入れていきます。
ただし、軽く抑えるぐらいでいいです。
張ってゴムを抑え込んで、張ってゴムを抑え込んでの繰り返し。
張りすぎもよくありません。見た目にたるみが無ければOKです。
張り終わった後、たるんでいても大丈夫です。
奥のほう右手少したるんでます。
そこだけゴムを外して引っ張って再度ゴムを入れてやれば大丈夫。
それほど神経質になる必要はなさそうでした。
角を含めてゴムが外れそうな場所をチェックして、ローラーで押さえておきます。
余ったゴムを切ってひと段落です。
ここが難所:余った網を切り取る
今回どうしようかと悩んだところがここ。はみ出た網戸を切るという作業。
網は縁に沿って丁寧にはさみで切れば大丈夫。
そう思っていましたが、はさみだと網が残ってしまい、見た目が良くありません。
じゃぁカッターでと思ったのですが、網戸の網って結構強いです。
じゃじゃじゃっと切っていけません。
そして、網戸の枠はたいていアルミじゃないでしょうか。
カッターの刃で網戸を切る際に、網戸を傷つけてしまいます。
こいつは難儀だ。と思って色々やってみたのですがうまくいかず。
結局カッターで網戸の側面を傷つけながら網をカットしました。
まぁ、それでもあまりうまくいきませんでしたけど。
後で調べてみたら、網戸カッターなるものがあるみたいですね。
これだと、しゃーっと切っていけるのかな。
押さえのゴムが飛び出してきそうで心配ですが、切り口がガタガタにならない分、多少網がはみ出ていても許容されそうです。
なんだかんだでてこずりましたが1時間ぐらいで完了でした。
慣れてくれば30分ぐらいでも行ける感じ。
たるみもほとんどなく、きれいに見えます。
が。
やっぱり余った網を切り取る部分は難しいですね。
この時先ほどの網戸枠に対して網がまっすぐでないとほつれもでやすいです。
それほど気になるところでなけれびよんびよん出てなければいいかなとも思います。目立つところはハサミで切ってしまいます。
あとは網戸を元に戻して完成です。建付けが悪ければ、同時に調整してしまいましょう。ドライバ一本でOK。

網戸の張替えDIYしてみて。
網戸は比較的簡単にDIYで交換できましたが、数が多いと難儀しそうです。
また、外側から簡単に外せるところでしたら問題はありませんが、2階の窓など、危険だなと思ったら業者に頼んでも良さそうです。
小さい子供がいて、穴を空けてしまった。古くなって網が破れてしまったなど、少量であればDIYで直してしまうのが簡単で費用も安く済みます。
写真のように補修用のもので塞いでもいいのですが、ちょっと見栄えが悪いです。
あまり技術もいりませんので、網戸のほつれなどが気になる場合は、ちょっとやってみてはどうでしょうか。
材料は高くもありませんし。

ではでは。
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