音割れするインターホンをDIYでスピーカーとレンズを交換

インターホン スピーカー

もう数年前になってしまいますが、インターホンのレンズが白濁したことでレンズのみを購入してDIYで交換を実施しましたが、今度は外部スピーカーが怪しい様子。

ちょっと雑音が入るような感じです。

調べてみると、どうやらレンズとスピーカーがセットで売っているみたいですね。

こういう需要があるってことはやっぱり皆さん悩まれているんだなと、前回の記事のコメントからも伺えるようです。

インターホンのくもりレンズをDIYで交換してみよう
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そんなことで、今回は下記のセットを購入してみて、両方交換してみたいと思います。

パナソニック製のVL-V571L(-S) のスピーカーとレンズをするために必要な道具

最初に必要な道具として、インターホンカバーを開けるために、プラスドライバ、精密ドライバが必要です。(どちらも確か100均だったような・・・)

レンズだけであればそれだけで良いのですが、スピーカー交換にはハンダとハンダごてが必要になるため少しハードルが上がります。

インターホン スピーカー

今回使用したハンダこては100均(で300円ぐらい?)の30Wのものを使用しましたが・・・これがなかなか辛い。

できればちゃんとしたものの方がいいかもしれません。(理由は後述)

今回交換する商品はこちら

届いた商品はプチプチに入っていましたが、これが段ボールに入って届きました。精密部品なのでしっかりしてますね。

使用したレンズはスタイルCのもの。スタイルAと迷いましたが、前回取り付けた時はスタイルAのようなレンズだったのを思い出し、外カバーと若干ですが干渉したのところをそのままとりつけてしまったので、今回は外枠の小さいスタイルCで取付を行いました。

インターホンの取り外し

まずは再び外に付けてあるインターホンを取り外していきます。

このインターホンには100Vなどの高い電圧はかかっていませんので基本安全です。

まずはインターホンの下部を爪で開けてねじを外します。

我が家は田舎なので高確率で虫さんの住処になっていますので、ちょっと心の準備が必要です。

外すと、二本の線が出ていますが、こちらを通常のプラスドライバで外します。

インターホンの分解

後ろのパネルは3本のねじで止められており、精密ドライバで開けることができます。

ふたを開けるとき、両面テープで付いている部分があるため、少しバリっと剥がす勇気がいります。

開きました。

まずはスピーカーの交換をしていきます。

カメラとの接続部分はここなので、爪で端子を外します。

裏向けてスピーカーを見てみると。。。

おぉ、フィルムがぱりぱりです。ただ、このフィルムは今回購入したスピーカーにはついていなかったので、恐らく不要なものかなと思います。

実際についているものとを比較しながら同じような配線をつないでいきます。

まずは既存のスピーカーを取り外しますが、、、

 

ハンダごてが全然温まりません。温まっても、金属部分に熱を奪われてしまい、すぐ温度が下がってしまうようです。

まぁ100均出しなと根気よくはんだを溶かしていきます。

外れました(汗)

インターホン スピーカー

続いて、新しいスピーカーに取付を行いますが、こちらは端子にはんだが乗っていません。まずははんだを溶かして端子に乗せます。

載せる場所は4つある端子の内の両端です。(元のインターホンに取り付けられているスピーカーと同じ)そこに元々つながっていた配線をくっつけます。

ここがなかなか大変。ピンセットがあると楽かもしれません。

なんとか完了(汗)

かなり不格好ですが線がつながっているので大丈夫です。

レンズの交換

続いてレンズの交換です。

数年前に純正のレンズがパッキパキになっていたので、その時交換したレンズが2年半ほど経過しているので痛んでるかなと思って交換しようと思ったのですが、

見た感じ全然大丈夫のようですね。

DIYでつけた庇のおかげかもしれません。

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ですが、せっかく分解したので、交換を実施。

前回の時は、カメラのレンズの固定を切るために裏から精密ドライバで台座毎外しましたが、2回目以降であればレンズだけくるくると外しても問題ありません。

購入した際についていた台座のようなものは使わず、元々インターホンに取り付けられていた台座を使用します。

取付は、ねじで止まっているだけなので、それをくるくる外して、交換します。

最初に交換する際は、接着剤で固定されている可能性がありますので、それをカッターなどで切って、外す必要があります。

詳細は以前の記事で。

インターホンのくもりレンズをDIYで交換してみよう

レンズ単体を外せたら、そこに新しいレンズを取り付けます。

レンズのねじのサイズはぴったり。くるくる入れるだけです。

インターホンレンズのピント調整

さぁ、難関のピント調整です。

先ほどくるくる回したレンズはそのくるくるでピントを調整する必要があります。

厄介なのが外のレンズも湾曲しているということ。

前回の記事のコメント欄でも多くの方が、色々な方法で試していますので参考にしてください。

購入したamazonでも基盤から15mm程度、マウント(台座)から8mm程度と目安が記載されています。

自分の場合、そこに書いてあることに気が付かず(汗)

まぁそこそこでいいか。ということで。

基板むき出しの状態の外レンズの状態で、インターホンを接続。

中の人と通話しながらレンズの調整。

ピントがあったところで良しとしました。

当然、外レンズの分若干ぼやけはするのですが、ここからが難しく、まぁ適当でいいやと思って妥協しています。

インターホンを押した人が誰かは分かるレベルです。

ちなみに、基板むき出しで作業していると、カメラの映像が飛ぶこともあります(青くなったりピンクになったり黒になったり)。

その場合、インターホンにつながっている2本の線の片側を外してリセットしてください。

恐らく直るはずです。ですが基板の扱いは慎重に^^;(何度かやりました)

最後にねじなどを戻して完了です。

もうインターホンを取り付けて10年ほど経ちますが、レンズ、スピーカー以外は元気です。

ここを直すだけで交換の数万円が節約できるのはいいですね。

まだまだ頑張ってもらおうと思います。

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