こんにちは、はっちです^^♪
前回、コンクリート束石をDIYで作ってみましたが、かなり気になるのがコンクリートの強度。そして、失敗と焦り、コストパフォーマンスに焦点を当ててみます。
思った以上にコンクリートDIYは大変でしたがいい体力づくりになります。(汗)
1,コンクリート配合比による出来上がりの違い
コンクリートもモルタルも、中身は水、セメント、砂、(コンクリートは砂利も)です。
コンクリートの強度はそれらの配合比で決まりますので、ここの配合は重要です。
コンクリート、モルタルのそれぞれの配合は
モルタルの場合の体積比
セメント:砂=1:2 or 1:3
(主に物の接着剤や補修の用途で使われます。)
コンクリートの場合の体積比
セメント:砂:砂利 = 1:3:6
より強度が必要な場合は
セメント:砂:砂利 = 1:2:4
だそうです。
水は全てセメントとほぼ同量です。
ただ、配合比1(セメント):3(砂):6(砂利)ってすごいです。
もう、6の砂利だらけですよ、ホント。
前回は適当に1:2:3ぐらいで作ってしまいましたが、見た目にはそこそこのものが出来上がっています。
最初1:3:6で作ろうとしたのですが、あまりの砂利の多さに、尻込んでしまい、他の材料を追加してしまいました。
今回は、そこをぐっとこらえて、1:3:6のコンクリートを作ってみようと思います。
セメント:砂:砂利が1:3:6のコンクリート
ただ、結構配合比は適当なため、多少の猶予を見ていただけると助かります。
とりあえず、作ってみまして。
ゴミ箱(型枠)に投入です。
ですが。
この時点で隙間だらけ。
間が詰まってしっかりした強度が出るような気がしない。。。
さらに、柱固定用のボルトを入れても、砂利だらけで全然入っていかない。。。
実は、多少失敗したかな~と思うのが、この砂利。
大粒と小粒が売っていたので、じゃぁ、混ぜればいいんじゃね?
とかで、混ぜたのですが、
大粒が思っていたよりもでかい。
いや、袋は透明なので大粒具合はわかるのですが、コンクリートを混ぜる時にこれほどの抵抗になるとは思っていませんでした。
さらに大粒なので、砂利と砂利の間の隙間が大きく、対したセメント量が足りない気がしてきました。
ですが、隙間だらけでも、今回はこのままいきます。
出来上がりが見苦しくても、それなりの強度があればきっと大丈夫。
そして、出来上がったのがコチラ。
うぉー、ぶつぶつだ~(笑)
ただ、ボルトや金物を引っ張ってもびくともしません。
それなりの強度はありそうです。
後は、じっくり養生しながら固めます。
コンクリートの養生期間は一週間ぐらいでしょうか。
外構工事をお願いした際、駐車場のコンクリート養生には一週間かかりました。
ですが、さすがにこれだと。。。
DIYだしね。作りやすい配合比でいいんじゃない
今度は、ほぼ セメント:砂:砂利=1:2:4の配合比で作ってみました。
全然作りやすいですね。
出来上がりがコチラ。
見た目もがっちり。
ですが、やはり振動が足りないですよね。
ジャンカのようなものができてしまうのはしょうがないな~と思ってしまいます。
これを見てしまうと、実際の我が家の基礎はきれいにできていますね~。
プロだ~と改めて感じてしまいます。
どうやら、中には セメント:砂:砂利の配合比が1:3:3とする人もいるみたいですね。
砂利が少なければ、扱いやすくなりますので、完成は綺麗になります。
強度はどうなんでしょう。
1:3:6より1:2:4のほうが強度は高いようです。
色々と用途に合わせた配合がありそう。
途中で重みで崩れたらそれはそれでネタになりそうだ(苦笑)
強度の低そうなのは荷重のあまりかからないところに使用します。
セメント:砂:砂利は1:3:6の配合が最適らしい。
やはりよく言われるこの配合比はコスト的にも強度的にもちょうどよいそうです。
ただ、そのためには、砂もちゃんと均一な川砂。
砂利もしっかり選別されたものを使用することで、業者の方が使うようなコンクリートになるようです。
2,焦りに焦った、ゴミ箱から束石が取れない!
実は型枠から束石が取れたのは最初一個だけ。
枠から外そうと取ってたら。
取れない。(-.-;)ぇ・・・
前回は持ち上げたら、ボロッと取れたのに。
全然取れません。
がっつんがっつん振動を与えますが取れません。
ゴムハンマーでガンガン叩いても取れません。
やばい。(‘A`)
確かに最初に作った時はもっと小さかったのですが、今回は大きくなり、ゴミ箱とコンクリートとの表面積が大きくなったためか、全然取れません。
とりあえずコンクリートが固まるまでもう少し待ちます。
夕方。
もう、いいや、とゴミ箱が壊れるぐらい(実際に壊れた^^;)叩いたら、一つ取れました。
その後、また時間を置いて、ガンガンゴムハンマーで叩いていると、ようやく他のものも取れました。
かなり焦りました(汗)
もうゴミ箱壊してしまい、新しくゴミ箱買ってこようか、
いや、だったらボイド管買ってきたほうが安く済んだ。
なんとしてでも取らなければ。
ようやく取れた時はほっとしました。(´ε` )ほっ
そして、すぐ、次の基礎石の作成に入ります。
さて、ただ、今回と前回と苦労したことを忘れてはいけません。
このゴミ箱の内側に油を塗っておきました。
油は台所のサラダ油^^;
何か他に安い油があればそれでいいかもしれないです。
塗装用のハケで塗りました^^;
さて、ちゃんと剥がれてくれるでしょうか。
結果、すんなりとはいかないまでも、何回かゴムハンマーで叩けば外れるようになりました。
サラダ油はそれなりの効果がありましたので、それからは塗るようにしています^^
3,束石DIYのコストパフォーマンスの悪さ
最初に基礎石を購入するとそれだけで17,500円でした。
一方でDIYで使用した砂、砂利、セメントなどの金額はほぼ3000円~4000円ぐらいでした。
その差は14,000円程度。なんとコストが5分の1です。
金額だけ見るとやりがいのあるDIY。。。なのですが。
とにかく大変(汗)
コンクリートを練る体力もいりますが、毎回道具を洗うのも大変です。
それに個数もありますし時間もかかります。1セット大体2時間ぐらい。
おすすめか?と言われると。。。
やってみると面白いです、色々応用できそうです。(^O^)/
が、ホームセンターで買えますからね。(´・ω・`)
ちょっと経験で作って見るのもいいかな、なんて思います。
それでは~(^O^)/
ウッドデッキ&パーゴラ製作工程のまとめ
ここまでお読み頂きありがとうございます。m(_ _)m
コメント