こんばんは、はっちです^^♪
前回初めて作ってみたイス。
この本に乗っているのを参考に作ってみました。
ただ、そのまま作るのもね。ということで、ちょっとある目的を加えて、横幅を1割ほど小さくしていたり取り付け幅を変えていたりしています。
後に木材のサイズが出てきていますが、作ったものの寸法ですのでご注意くださいませm(__)m
もともとガーデン用のイスなのでゆったり作られているので、多少小さくしても問題なしでした^^
使用した木材の種類とサイズ
今回購入した木はSPF材 1×4サイズの 6フィート(約1830mm) 6本。
1×4というのは、木材の規格のようなものです。
縦1インチ、横4インチの木材です。
ただ、正確に1インチではなく、カンナかけなど行うためか、多少小さくになりますし、
2×◯が1×◯の2倍にはならないことには注意です。
(1×◯→19cm 2×◯→38cm 4×◯→89cmなどなど)
規格としてのサイズとして覚えておくといいかもです。
i-smartやi-cubeは2×6材を主に使われています。
このSPF材は構造材にも使われ、一条工務店では防腐処理を施した材を使って耐久性や蟻害対策をしています。
なんとなく太い木を使っているんだろうな~なんて思ってましたが、案外身近なホームセンターに2×4材とかは売っていました。
1×4材を使ってイス作り
今回作成したイスは基本的に1×4の幅を利用していますので、1×4材を必要な長さに切っていきました。
まずは丸のこでカット
使用したのは、丸ノコヘッド。
ウッドデッキが作業台~。
ジグゾーでも切れると思いますが、やはりまっすぐ切るのは丸のこが便利なようです^^
ただ、丸のこだと直線しか切れないのがネック。
そして切ったのがコチラ。
切る前だと随分大きい気がしますが、切ってまとめてしまうと案外コンパクトです。
木工DIY イス 材料表
①430mm×3 背板 (本当は470ぐらい)
②430mm×4 座板 (本当は470ぐらい)
③610mm×4 脚
④450mm×2 肘掛け (本当は500ぐらい)
⑤420mm×4 脚横材
⑥430mm×1 補強材 (本当は470ぐらい)
⑦350mm×2 背板補強
()内は標準と思われるサイズです。もちろんそちらでも作れますし、多分バランスがいいです。
ただ、軽いSPF材といえども、重量はそこそこあります。
そして、これらを。
全てサンダーでヤスリ掛けしていきます。(①~⑦)
ウッドデッキは日差しが強すぎて、家の裏側に周りました(汗)
やはり子供も使うので、面取りには神経を使います。
きっちりしっかりやっていきます。
カットした材を組み付けていきます。
そして、面取りした木材を今度はビスで止めて行きます。
使用したのは30mmの細ビス。
1×4材は厚さが19mmあるため、2つの材を繋ぐため19mmを貫通して、残り11mmが次の材に入り込む長さです。
あまり長すぎると、突き出てしまいますからね。
③×4、⑤×4を使っていすの足の部分が出来ました。
これを⑥の補強材で繋いでいきますが。。。
この時点で実は失敗しています。
この二枚を補強材で繋ぐのですが、上の補強が邪魔で、ビス打ちが非常にやりにくい。
斜めからビスを打ち込まないといけないため、ビスの頭をビットがなめてしまいそうです。
なめる→ねじ頭が潰れてしまい、ドライバなどでも回らない状態
木がSPF材ということで柔らかく、なんとか手締めでも入って行きましたので良かったですが、いきなりやり直しをしなければいけないところでした。
そして、なんとか補強材を繋ぎ、②の座板4枚を張っていきますが。
ここでちょっと一工夫してみました。
座板をすっきりさせる隠し釘
座板の部分は服が擦れる部分であり、あまりビスが飛び出てほしくないです。
ですので、こんな加工をしてビス隠しをしました。
太めの木工ドリルで途中まで穴を空け、その中にビスを打ち込み、
(丸棒のサイズ10mm、ドリルのサイズ10mm)
上から穴より少し小さい木の棒を入れてしるしを付けて、糸のこで丸棒をカット。
木工用ボンドを穴に入れて、カットした木の棒でビスを隠してしまいます。
ボンド入れたい~と傍で見ていた娘も参加^^;
最後にサンダー(やすり)で滑らかにすればOK。
ビスが出てこないことで、見た目にもすっきりしますね。
続いて背板、肘掛けの取り付け。
そして、背板材と補強材でつないで作った背板。①×3、⑦×2を使用。
夜になっちゃいました(;^ω^)
これを斜めに取り付け。
最後に肘掛け(④×2)を取り付けて、完成です。
この肘掛けですが、この部分があまり出っ張ってこないように、背板と重なる部分を切り欠いています。
そして、ごつごつした印象を避けることも含めて、前方を少しカット。
それを娘がチェック。出っ張りが気になるようです(汗)
こういう作業は糸のこをつかって行いました。
材が柔らかいので加工がカンタンです。
肘の部分も服が擦れる可能性があるので、隠し釘を使いました。
思っていた以上に、なんだかしっかりできました。
肘掛けの部分が多少内側に入っているのと、横幅を1割程度小さくしているせいか、多少狭い気がしますが、肘掛けにコップも置けるので、案外使い勝手はいいです。
とりあえず形になりました(^ω^)
そりゃ、多少変更してるにしても、本を参考にして部材表もあるので特に問題があるいすができるのがおかしいです(笑)
なんとなく帰ってきたら座ってしまう手作りイス。
練習のためなので、大した利便性はありませんが、自己満足です。
もう少し言えば、家族のお客さんが来る時に、後一脚欲しい~なんてことがたまにあるので、その時も活躍してもらいます^^
2021年現在の様子
時間は進んで今。
この椅子はどうなっているかというと。。。
色々落書きされたりしていますが、現役でがんばってくれています^^
さらっと作っていますが結構苦労した点。
木工で一番苦労すると言われるところは、木材のカットです。
柔らかいと言われていても、それでもいくつもカットしていると、かなり疲れます。
今回は丸のこを使ったのでその辺は特に問題なし。
じゃぁ何?
となるのですが。
サンダーでのやすりがけが一番苦労しました。
今回使用するイスは、屋内仕様ということもあり、子供が怪我しないようにしないといけません。
カットした面も含めて、節の部分だとかをやすり掛けをしていきます。
ここでも今回の工具の中にサンダーがあるので、やすり掛けも楽チンなんて思っていましたが・・・
これだけあるとしんどい。
この電動工具は3kgほどあり、ヤスリ掛けするためにずっとブルブルしています。それをずっと持って支えながら、面に押し付けながらやらなければならないため、
腕がバっキバキになってしまいます。
でも確かに早いです。
そして翌日はしっかり筋肉痛。
DIYお父さんの腕が太くなるのはわかる気がします。
とりあえず今回はコレで完成の、無塗装ですが、屋外で使おうとするとこのSPF材は塗装しないと、すぐにボロボロになってしまいます。
いずれウッドデッキと考えているのなら塗装は避けられないですね。
また同じようにワンバイフォー材を使ってブックスタンドを作ったりもしています。
では~(^O^)/
コメント
こんにちは、KMRRです。
前の記事にコメントでスミマセン、、、
ビス隠し、切り欠き加工、お疲れ様です。
手間が掛かっていますね~^^
私は切り口のバリ取り程度しかやすりを掛けないのでサボりまくりです(笑)
サンダーも欲しいですね~ (最寄りホムセンのSPF材は、表面が綺麗な材料と荒れているものと結構差が激しいんです、苦笑)
私は完全に木工にはまってしまいました(笑)
今後とも情報交換など宜しくお願いしますm(_ _)m
KMRRさんへ
コメントありがとうございます^^
前記事でも全然構いませんwありがとうございます^^
ちょっと子供が使うかも~と思っていたので、今後も使うことになりそうな、ビス隠しを使ったりしてみました^^
サンダーは良く使います^^
あったほうがいいとは思うのですが、自分はセットでついてきた感じだったので、、、
別で買うかと言われると・・・わからないです。
ハンドサンダーでも結構広範囲をヤスリ掛けできますしね。
自分も木工色々とやっていきたいと思っていますので、またよろしくお願いしますm(__)m
[…] はっちさんのDIY記事はこちらから~↓↓↓↓ 1×4材のみで作るイスの作り方。初めての木工DIY […]
はじめまして お部屋が狭いのでPCデスクの自作をきっかけに
椅子の作成を検索してこちらへたどり着きました
1番わかりやすくて作ることができました ありがとうございます
1つ教えていただきたいのですが 若干ぐらつきが有り強化するためにはどうすればいいでしょうか? 予よろしくお願いします。
一番良いのは筋交いを入れることかなと思いますが、木工DIYで無くなってしまうので、
自分なら座面より下の足の前面ないしは背面部分に補強材を横に入れ、4箇所でネジ止めするかなと思います。
それでも足が1×4材を使用しているためグラつきは出てしまうかなと思います。