ウッドデッキDIY3[実験]ブラックアンドデッカーの丸鋸でどこまで切れる?

こんばんは、はっちです^^♪

ウッドデッキの材種選び。

その中でも、ウッドデッキ作成に当たって、手持ちのDIY道具でどこまでできるかということも重要な事項です。

自分がDIY用として購入したブラックアンドデッカーマルチエボの工具はDIY初心者用だけあって、万能というわけではありません。

汎用性があるだけに、そこそこのことはできますが、効率面で専門の道具には劣ります。

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DIY初心者ですが、ウッドデッキの構造から材料、作り方を色々と考えながら、低コストで作成してみました。また屋根も中空ポリカで制作していますので、耐久性も快適性もいい感じです。ぜひ参考にしてください。

ブラックアンドデッカーの丸鋸は、ハードウッドを切れるのか?

一番大きい差が出ているのが、丸のこ。

通常丸のこというと、

こういうものを想像できると思いますが、

ブラックアンドデッカーの丸のこはコレ。

刃の大きさも形も全然違います。

SPF材のような柔らかい木はなんなく切れますが、ハードウッドと言われる材であるウリンなどは、別名アイアンウッドという名さえついています。

 

じゃぁ、どこまでの木材だったら、この丸のこで切れるのか。

実際にやってみました。

ブラックアンドデッカーの丸のこはどこまで切れる?

ということで、手持ちのサンプル木材から、この丸のこに挑んでくる挑戦者がエントリーしてくれました。

エントリー木材一覧

ソフトウッド代表

・SPF材                         比重0.35~0.5ぐらいか

・ウエスタンレッドシダー 比重0.37

・桧(防腐加工)               比重0.4程度

 

ハードウッド代表

・イタウバ                      比重0.93

・ウリン                         比重0.92

左上から桧(防腐処理済) 右上 ウエスタンレッドシダー

左下 イタウバ  右下 ウリン

 

SPF材はホームセンターでもカンタンに手に入る柔らかく、板目もきれいな木材です。

ただ、著しく耐久性が低いため、屋内仕様か屋外で使用するなら塗装が必須です。

ウエスタンレッドシダーはウッドデッキで使われることが多いソフトウッドですね。

ソフトウッドの中では耐久性が高く、塗装しておけばかなり長い間持つとのことです。

桧(ヒノキ)は日本古来から使用されている木材で、芯材にはかなり高い防腐性能があります。

ただ、法隆寺などで使われる材は非常に耐久性の高い部分のみを利用していて、さらに、防腐剤も今と違ってかなり強いものを利用しています。

今回使用するヒノキは通常、間伐されてしまうようなヒノキ。

耐久性は防腐加工してウエスタンレッドシダーと同じぐらいだとか。

 

イタウバ、ウリンはハードウッドと言われる固い材。

それぞれ、水中でも高い耐久性能を持ち、ウリンに至っては100年使えるとかなんとか。

どちらも公共施設などでも使われ、何年も放置しておいても大丈夫なぐらい信頼性の高いハードウッドです。

 

それでは一番手から。

B&D丸のこ  VS SPF材

結果は今までの木工DIYでざくざく切っていることから、大丈夫ですね。

今まで作ってきたイスだとかワゴンだとかは全てこの材を使っていますので、切れることはわかっています。

B&D丸のこ VS ウエスタンレッドシダー

ソフトウッドとはいえ、耐久性能はSPFは比になりません。

加工性が良いこともありますが、きっと固いんだろう・・・と思っていたら。

持ってみるとSPF材の方が重さを感じますね。

感想としては、こんな軽い木材なのに。

と思ってしまうほど。

それでもやはり日本の湿気、白アリに対して強い成分を持っているウエスタンレッドシダー。

丸のこで切ってみても、あっさり。

 

加工性についても、申し分ないようです。

B&D丸のこ VS 桧(ヒノキ)

古来から日本の建築に使われている桧(ヒノキ)。

大黒柱の重厚感は結構なものですが、さてブラックアンドデッカーの丸のこで切れるのか。

 

切れました。

さすがにウェスタンレッドシダーよりは固いですが、SPFと同じか、ちょっと抵抗があるぐらい。

構造材としては古来から信頼性は高い材ですね。

 

正直この辺までは、予想の範囲内。

ここからハードウッドと呼ばれる木材になります。

B&D丸のこ VS イタウバ

ハードウッドの1番手はイタウバ。

比重は今までのソフトウッドの約2倍。

手にずっしりくる感じは、かなりの硬さをアピールしてきます。

ただ、ハードウッドの中ではまだ加工がしやすいとか。

 

それでは行ってみます。

 

切れました。

丸のこの出力を最大に安定させ、ゆっくり切り込んだところ、案外ざっくりと切れてくれました。

ただ、抵抗はすごく大きいですね。丸のこが今までのように進みません。

硬さをしっかり感じました。

 

ラスボス B&D丸のこ VS ウリン (ぇ( ゚д゚ ))

さて。ハードウッドの大御所。

ハードウッドといえば、イペかウリンかと言われるぐらい有名なハードウッドのウリン。

その耐久性は公共建築に使われても問題のないぐらい頑強なもの。

ハードウッドの最終防壁です。

 

このウリンですが、持ってみただけで比重がとても高いのがわかります。

同じハードウッドのイタウバと比較しても1.5倍ぐらいあるんじゃないの?と思うほど。

手渡しで渡されると、必ず見た目以上の重たさに手が下げられてしまうと思います。

中学校の頃、初めて水銀の入ったビンをもらった時のような見た目と重たさに違いがありました。(´・ω・`)わかる?

 

この辺になると、完全に鈍器ですね。

昔の火サスとかで良くあった、ガラスの灰皿を思い浮かべるぐらい固いです。

 

さて、

最大出力で回転数を安定させて丸のこ突撃です。

 

 

切れた。(´∀`)きれた~

ですが、かなりゆっくりでしか刃が進みません。

でも、切れました。

時間さえかければ一応切れます。

案外がんばってくれますね。コレ。(´∀`)よかった~

実験結果からウッドデッキ作成の候補木材の幅が広がりました。

意外な結果にちょっとうれしくなってしまいました。

そして、ハードウッドがウッドデッキ作成にしっかり候補に挙げられます^^

ただ、他の丸のこに比べると刃の直径も刃の数も少ないです。

おそらく寿命も早いと思います。

ハードウッドを使う場合はなるべく切る回数を減らしていきたいですね。

 

そして、この道具でどこまで作業できるか。

色々試しながらDIYしていきたいと思います。

では~^^

ウッドデッキ&パーゴラ製作工程のまとめ

ここまでお読み頂きありがとうございます。m(_ _)m

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