ウッドデッキをDIYで作ろう!12 根太と束石の固定

ウッドデッキ 根太

こんばんは、はっちです^^

準備期間がかなり長くなってしまいましたが、ようやく各ウッドデッキの部分を結合していきます。

ちょっと変形の根太ですが、上手く組み立てるのに大した技術はいりません^^;

とにかく水平を気にしながら接合していきます。

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ウッドデッキDIY 根太を浮かせて固定しよう

まずは根太の位置で束石の位置を確定させる。

4隅のパーゴラの支柱を建てる束石を設置したところで、続いて他の束石を設置していきます。

簡易の根太図を作ってみました。

今回は丸を付けた位置の束石を設置していきます。

この基礎の位置は、以前に苦労して作成した手作り基礎(束石)の登場です。

場所は確定していますので、穴を掘って、モルタルで固めて、水平を取って埋めるだけです。

手作り基礎石は重さ12kg程度なので、4隅の20kgより全然楽。

深さも5~10cmほど埋めているだけなので、特段大変なことはありません。

後は、水を加えていないモルタルを入れて簡単に固定させます。

(この後、少し水をまいています。)

後は土をかぶせて、体重をかけて固定しておきます。

今回の根太のカタチですと、中央部分が重要になってきますが、根太の長さが確定しているため、基礎石の位置はカンタンに確定できました。

束柱を束石に設置する

束石を設置しモルタルで固定したら、後は束柱を基礎に固定していきます。

束柱と束石を固定するのは、予め束石を作成する際に差し込んでおいたひねり金物や、ボルトアンカーで固定していきます。

間には小口から水を吸い込まないように、基礎パッキンを敷いています。詳しくはコチラ。

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この写真のようなひねり金物は通常のステンレスビスで固定できるのですが、ボルトアンカーはちょっとやっかい。

ボルトで束石と束柱を固定する

汎用品で出回っているボルトの経は12mm。

そのボルトと座金はホームセンターで20円(安い)ほどで売っていますので、必要数購入です。

まず、固定する4×4材のウェスタンレッドシダーに12Φの穴を開けます。

 

 

ここまでドリルの太さが大きくなるとドリルドライバではなく、インパクトドライバが適任です。

ただし、そのパワーからあっという間に貫通してしまい、油断して貫通してしまうと下の台座まで一気にえぐってしまいますので注意です。

ですので、下に敷く適当ないいらない材を敷き、インパクトドライバ一気に掘り進みます。

 

ただ、今回の場合、手持ちのドリルビットでは、上の写真にあるように長さが足りませんでした(汗)

どうしようと思いましたが、プラスのドライバでコーススレッドを使って穴の中心を貫通。

貫通させた穴をガイドに、インパクトドライバを逆から突っ込み貫通させました。

ちゃんとドリルの長さを確認して買いましょうね。(汗)

多分コレを購入しましたが、これだと90角の角材に穴を空けるためには少し足りません。

上の方法でも比較的真っ直ぐに空けられますが、多少ずれてしまいました。

 

無事貫通したら、束石と束柱をボルトで接続していきます。

今回は、直接束柱とコンクリートが接してしまうことで、そこに水が溜まりやすくなってしまい、腐食が早まる可能性がありましたので、

先程も出てきましたが、樹脂製のスペーサーを敷いて水はけを良くしています。

このスペーサーは家の基礎にも使うような頑丈なものなのですが、樹脂製なので、丸鋸でものこぎりでもかんたんに切れますので便利です。

ボルト穴を空ける位置はそのスペーサーも考慮して作ってくださいね。

そして、束柱を垂直に設置できるようにボルトの位置を調整することも大事です。

これを3つ作り、ついに根太を束石に固定していきます。

束柱と根太の固定に便利なアイツ

束柱に根太を固定する際に、根太を浮かせる必要があるのですが、一人では無理ですので。こんなものを使用しました。

自動車のジャッキ。

これは高さも調節できるすぐれものです。

強度も車を支えられるぐらいなのでばっちり。

こっちを設置して、こっちを端材で支えて、と、えっさほいさと行ったり来たり。

ジャッキが無い所は、端材や未使用の束柱などを敷、なんとなく高さを調整。

ウッドデッキ製作時に色々とカットしたりするのですが、その際に出てきた端材を適当に斜めにカット。

それを大小様々にたくさん作っておくことで、色々な高さ調整に使えます。

こんなアクロバティックに使う必要はありませんが(汗)

 

そして、根太の水平を意識しつつ設置した束柱に固定していきます。

 

 

固定はステンレスのコーススレッド60mmを5本。サイコロの五のように打ち込んでいきました。

根太で使用しているサザンイエローパインは比較的割れやすいため、しっかり下穴(3mm程度のドリル)で穴を開けた後に、インパクトドライバでコーススレッドを打ち込んでいきます。

雨水排水管が埋設されているところは鋼製束を使用

雨水管が埋設されている箇所は穴が掘れません。

ということで、こんなものを用意しました。

ホームセンターにて、コンクリート平板と鋼製束です。

 

これでこの位置を支えてやります。

この鋼製束は見た目はあまり強くなさそうですが、ウッドデッキを作る業者さんでも見える範囲はウッドデッキらしく木材で。

見えない所は鋼製束で固定することもあるようです。

何より便利なんですよね。

鋼製束をウッドデッキで使用するメリット

まず一つ目が高さを調整できること。

これは根太の水平を取るのに非常に有効です。

後からちょっと傾斜を付けたい場合でも調整はカンタン。

素人DIYの泣き所でもある基礎部分の施工がかなり楽になります。

二つ目は錆びにくいこと。

溶融亜鉛メッキ加工してあるのでサビに強くなっています。

ただ、地面に直接建てるには少し不安定ですので、上の写真のようにコンクリート平板を下地にして安定させています。

ただ載せているだけでは不安でしたので、基礎固定などで使用したモルタルを鋼製束の足の部分につけて、コンクリート平板とを固定しましたが、モルタルの強度的にあまり意味は無さそうでした(汗)

普通に荷重を支えてくれれば問題無いです。

これを三箇所、根太にステンレスビスで固定していきます。そして高さ調整。

しっかり荷重がかかるように調整しておきました。

 

3箇所の束柱と3箇所の鋼製束でようやくウッドデッキの根太が浮きました。

今まで中々見えてこなかったウッドデッキの骨組みが少しずつ出来上がってきました。

ですがここまでくると、後は結構どんどん進んでいきます。

形になってくると俄然やる気が出ますね^^

では(*´ω`*)

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