こんばんは、はっちです^^
ゆっくりですがだんだんと暖かくなってきたような気がします。それと共に春風の時期になり強風で困ることが自転車が倒れてしまうことでした。
我が家はもろに風を受けるせいか、結構風で自転車が倒れるんですよね。
そして歪むママチャリカゴ(汗)
キズがつくことで塗装が取れ、サビがでてきますので、自転車を長持ちさせるためにもスタンドはあったほうがいいかなと思います。
今回のDIYは自転車用のスタンドを作ってみようと思います。
3台用自転車スタンドをSPF材で作ってみた。
今回の自転車スタンドでこだわった点として、良くあるショッピングセンターなどであるこんなスタンド。
こいういう鉄のスタンドはよく見かけるのですが、結構不安定ですよね。
それに、
タイヤを支える細いスポークで自転車が支えられてしまっています。
こういうのは結構心配ですよね。
相当なスピード+体重、さらに地面からの振動を約30本のスポークで支えていますので、できるだけ曲がってしまったり折れてしまったりしてほしくありません。
ということで今回のこだわった点は。
・スタンドで自立するようにする。
・なるべく安定させるため倒れても自転車のホイールで支える。
これを目的に制作していきたいと思います。
木製自転車スタンドDIYの簡易な図面
簡単な図面を紹介します。
正面から見るとこんな感じ。
サイドから見るとこんな感じです。
わかりにくいですが、点線で記されたところが、26インチのタイヤのサイズになります。
イメージ図だとハブが枠に干渉しそうですが、実際には大丈夫です。
27インチですと少し手前になりますが、ちゃんと横倒しにならないようにはなっています。もちろん700Cのタイヤでも大丈夫です。
横幅はかなり広く取られていますが、お互いのハンドルが干渉しないように、タイヤを入れる隙間と隙間の間隔は木材の厚みも考えておおよそ600mmです。
木製自転車スタンドをDIYで作ってみた。
それでは作っていきますが、あくまで自分が考えて作ったサイズですので、より頑丈にしたり、台数を増やしたりなど目的にあったサイズに変更していただくと良いかなと思います。
制作してから約3ヶ月。何度も出し入れしていますが快適です^^
まずは材料からです。
自転車スタンド 3台用の材料
主材料はホームセンターで安く手に入るSPF材です。SPF材を屋外で使うのは耐久性が心配なので塗装して保護するようにします。
SPF 2×4材 1823mm(6feet) 1本・・・①
380mm 2本・・・②
550mm 2本・・・③
SPF 1×4材 1823mm(6feet)2本・・・④
700mm 6本・・・⑤
基礎パッキン 700mm・・・⑥
です。
それでは作っていきたいと思います。
3台用木製自転車スタンドの作り方
まずは土台から作っていきます。
1823mmの1×4材(④)と378mmの2×4材(②)を組み合わせて土台を作ります。
固定は錆びにくいステンレスコーススレッドを使用しています。
SPF材は割れやすいので下穴をドリルで空けた後でコーススレッドを打ち込んでいきます。
続いて③を使って縦方向に伸ばすのですが、材が重なると厚みが有るのでコーススレッドの長さに注意です。
両側取り付けたら車輪を入れる枠を作ります。
先程の⑤を角度を合わせてカットしていきます。
角度は実際に作った土台に合わせて線を引きカットします。
作ったものを同様に6本作っていきます。
多少適当でもなんとかなります。
ちなみにこの木材ですが、白くアクリル塗料で塗装したSPF材を使っています。
以前別のDIYで塗るところまでしたのですが、結局使わなかったSPF材で、今回色的に不格好ながら端材として使用しています。塗る手間も省けますし^^;
作ったものを横倒しにして取り付けてみました。
イメージがつかめてきました^^
試しに自転車をいれてみましたがいい感じです。
分解して塗装していきます。
続いて塗装をしていきますが、このままでは塗りにくいですし隙間が塗れません。
なので一度分解。
耐久力の低いSPF材なので、使用した塗料は屋外用油性塗料ウッドガード。
しっかり二度塗りしていきます。
二度塗り後、乾いたら再度組み付けていきます。
こちらも相手が1×4材なので下穴をしっかり空けて、木材が割れないように注意です。また相手側が細いのでまっすぐビスを打ち込むことも重要です。
なんだか白い板が汚くてすみません(汗)
元々白い板は一部重なり合っていて色が塗ってなかったりしたため、塗っていない箇所についてのみウッドガードで塗装してます。
まぁ、なんか汚く見えてしまいます(苦笑)
アンティーク調を狙ったとかそういうことはありませんので^;
ここまでできたら、後は雨水対策です。
設置場所が土でもコンクリートでも、直に木材が触れていると、雨が溜まってしまう可能性がありましたので、裏側に基礎パッキンを取り付けて雨水などが下を流れてたまらないようにします。
ちなみにこちらもホームセンターで購入しています。
取り付けは30mmほどの細いビスで取り付けました。
取り付けて設置してみると安定しています。
この後で取り付けた基礎パッキンはバランスを取ったり、横引きになっている1×4材のたわみ防止にも役に立ってもらっています。
自転車を設置してみました。
ホイールがしっかり入ってくれているのでスポークが曲がらず安心です。
ちゃんとスタンドも建てられ、自転車と自転車の間隔は余裕を持ててます^^
3人同時に出発しても問題なしです^^
まとめと材料費
いったい何ができることやら
なんて言っていた嫁も、意外な出来栄えに普通に使ってくれています。
やっぱり倒れないのは良いですね。
子供を乗せるカゴもかなり丈夫に作られていますが、何度も横倒しになっていてもいつ壊れるか、また、乗っている最中に壊れてしまっては大変です。
帰ってきたら風で3台とも倒れているのはなんとなく悲しいです^^;
今回の木製自転車スタンドの材料費として。
2×4材 1823mm(6feet)3本 ×382円
1×4材 1823mm(6feet)5本 × 233円
基礎パッキン700mm 400円 × 4
合計 3,911円
うむ~それなりの金額になってしまいました。
大きさだけは大きいですからしょうがないかななんて思っています。(幅1.8m)
ちなみに家庭用の鉄製の3台の自転車スタンドはこんな物も売られています。
え、やっす(汗)
こちらの大きさはDIYしたものの半分ぐらいの幅なので省スペースで設置が可能ですね。
ですが、やっぱり駐輪した時の自転車の自重がスポークにかかってしまうのが気になりますね。
自転車を大事にしたり、長く使いたい方はぜひDIYを(苦笑)
それでは(^O^)/
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