こんばんは、はっちです^^♪
第1回記事、第2回記事、につづいて3回目です。
~前回までのあらすじ~
屋根裏にアンテナを設置できないとわかったが、諦められないはっち!
なんとか屋根裏にアンテナ置いてテレビに仮設配線したら写った!
やったね!2回分なのに短っ!Σ(・ω・ノ)ノ!


天井裏のアンテナから分配器までの配線ルートをどうするか。
前回で懸念事項だった3つの内の一つ。
これが大敵でした。
なにせ、室内から天井裏に行くには、高気密、高断熱住宅を支える、断熱材を抜かなければいけません。
闇雲に天井に穴を開けようとすれば、石膏ボードに下地材。
そして厚さ250mmの断熱材がお出迎えです。
これを抜くようなドリルは持ち合わせていません。(-。-;)ねぇ~。
さらに、天井裏は気密の外です。
穴を開ければもちろんC値は下がり、気密性が悪くなることは間違いありません。
そして、わずかではありますが、断熱材を抜くことによって、断熱性能の低下もします。
当時、断熱性能を気にして、出来る限り、コンセントを屋外に面した壁に付けないようにしたにも関わらず。
自分でスコンと抜いてしまっては、営業さん始め、設計士さんに白い目で見られるのは必至( ̄ー ̄;覚えてないかな
そして、スコンと分厚い断熱材を抜く際に、もし、天井内に電気配線があり、傷をつけてしまうと大変です。
そこに気づかずに放置してしまうと、やがて漏電し火事になる恐れもあります。
色々考え、場所を確認すること数回。
やはり、ここしかないかと。選んだ場所は、
点検口。(☆。☆)ぴこん
ここを狙います。
点検口に地デジの配線ルートをDIYで確保する
まず点検口と分配器のある情報BOXの位置ですが。

左下に「天井点検口」とあり、右上の別枠に「JB-D」とあるのが情報BOXです。
天井点検口と情報BOXを近くに配置してあります(^∇^)
元々、情報BOXからは、たくさんの配線が出ているため、その傍に点検口を設置しておけば、色んな配線を分岐したりできるはず・・・:*:・( ̄∀ ̄)・:*:きらきら
と思っていたら、すべて配線は屋根裏ではなくて、断熱材の下であって、何も出来なかったんですけどね!。・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。
結果として、点検口に配線を通すことで大きな施工が必要なくなったので、まぁ良しとします。(ノ_・。)くぅ
簡単な模式図です。
こんな感じで受信できるようにしています。
そして、問題なのはココ。
この部分をどう施工するかが今回の鍵でした。
3枚の点検口の構造をそれぞれ気密を考えて貫通する
まずは、点検口の構造。
i-smartの点検口は三枚の蓋で構成されています。
一枚は、クロスが貼られた点検口の蓋。

二枚目は、点検口の蓋を開けたところにある、EPSで作られた下に引き抜くための蓋。

三枚目は、これまたEPSで作られ、さらに気密性を高くした、上に押し上げる蓋。

今回は、この蓋の隙間を狙います。(☆。☆)ぴこん2
一枚目の蓋はただの化粧蓋なので、穴を開けることは、見た目的な問題を除けば大丈夫です^^
二枚目の蓋は隙間だらけ。EPSの厚さを他の天井断熱材とあわせるためですね。
そして三枚目の扉はさすがに、気密を上げるためだけあって、隙間が少ないです。
この写真は、3枚目の蓋を開けて、蓋の角を写真で撮ったものです。

隙間をスポンジのパッキンで塞ぐようになっているみたいですね。
構造としてはこんな感じ。
これに、こんな感じでアンテナ線を通します。
もちろん、このままでは蓋が持ち上がった状態になってしまうため。
この角を、配線サイズ分だけ、鉄やすりで削ります。
配線はこれぐらいの太さです。
この辺りからは、次回画像付きで改良したものをUPしていますので、画像が無いですが、ご了承をm(__)m

少し削りこんでやれば大丈夫です^^
あまりやると、気密が悪くなってしまいますしね。
そして、配線を通します。
蓋を閉めます。
蓋を閉めたにも関わらず、部屋内は陰圧なのか、少し風の吸い込みを感じました。
配線を通したため、削り欠きを入れていても、蓋が持ち上がっており、隙間風が少しですが入り込んでしまっていたようです。
削り穴を調整してやることで、ほとんど風を感じなくなりました。
きっとうまい具合にハマったのだと思います^^
(ただこれには後日改良施工してます。それは次回記事で。。。)
あとは、1枚目の化粧蓋の石膏ボードをカッターナイフで切り欠きました^^
配線を通すと、こんな感じになりました^^
点検口の蓋を外して、枠の内側の角を切り欠き、そこに配線を通しています。
蓋はただの石膏ボードなので簡単に切り欠けます。
これで、配線ルート確保です(^-^)/
続いて屋根裏にテレビアンテを設置していきます。
屋根裏に設置するアンテナの土台を作成
いきなりですが。はい!

ダンボールの台座かよ!Σ\( ̄ー ̄;)
かなり見難いですが、アンテナがダンボールを切って四角くした台座の上に乗っています。
アンテナが乗りやすいように切り欠きをつけたりちょっとぐらいの揺れでは倒れないように、庭に落ちてた石を。
ダンボール台座の底に、こんな風に括りつけてます(汗)
石をこんな感じで養生テープで固定して、終了ヽ(*’0’*)ツそんなんでいいの?
何もしないよりはましかな~と(;´▽`A“
後は、テレビの受信電波強度を見ながらアンテナの最適な方向を探します。
これでばっちりです^^
点検口から出たアンテナ配線をモールで綺麗にする
そして、最後に、点検口の蓋から飛び出た配線を処理します。
今は、こんな、クロスの貼ってあるモールがあるんですね。
自分はホームセンターで買いました^^;
これを、切って、貼って、通して。
情報BOXの上をニッパーで穴を開け、アンテナからの配線を分配器に接続して完成です。
点検口から情報BOXまでの配線状況。

点検口の右下部分から出ている線がクロスモールで、中に、TVの配線が入っています。
点検口の穴からはモールで処理してても、やはり見栄えは良くないですね。
場所は、タンス部屋なので、他の人に見られる場所でないのでよしとします。
配線ルートも気密もできました、最後は地デジが映るかどうか
配線を敷設し、気密をしたため、結構圧力がかかっているかもしれません。
もしかしたら、ここまでやって、最後に断線して映らないかも・・・という最後の心配がありました。ですが。
ばっちりです(^O^)/
3つ目の懸念だったブースターも必要ありませんでした。
もしブースターを設置する場合は、情報BOXの中に設置する予定でした。
一応これでアンテナDIYは一旦終了です^^
気密を保つために色んな策を考えていました。
防水パッキンのような物を作って、気密を確保しようとしたり。
お皿などを買ってくると、保護でついてくる発泡シートのような物で隙間を埋めようとしたり。
どちらも、むしろ隙間ができてしまったので止めました。
少し時間がかかりましたが、これでアンテナ設置工事費10万円(ぐらい?)が浮いたと思えば楽しいDIYでした(^O^)/
屋根裏という囲われた空間にアンテナ設置してあるので、メンテンナンスも容易ですし、そもそもメンテナンスがいらないかもしれないですね。
時々ずれたりするかもしれないので、修正したりする必要があるかもしれませんが。
追記:2年経過しても問題なく視聴できます。メンテナンスも特に必要ありませんでした^^
今回屋根裏地デジアンテナ設置に使用した材料、道具です
材料費
20素子アンテナ 2500円ぐらい。
同軸ケーブル 旧宅の余りモノ 5mぐらい?
土台ダンボール 引っ越しの余りモノ( ̄□ ̄;)!!再利用
石 ( ゚ ▽ ゚ ;)庭に転がってました。
クロス付き配線モール 300円
使用工具
ニッパー
カッターナイフ
鉄ヤスリ
プラス・マイナスドライバー
脚立(屋根裏に入れるように1.8m)
はさみ
今回は使いませんでしたが、F型接栓のかしめまで行うと、ペンチが必要です^^
3.5寸屋根は、結構な威圧感がありますが、屋根裏が広く取れるので、アンテナの設置ぐらいは全然問題無いです^^
ちょっと屈みながらではありますが、天井裏は立って歩けます^^
まだまだ天井裏の工夫の余地はありそうです( ̄∇ ̄+)わるだくみ・・・
それでは~(^-^)ノ~~
コメント
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ドーモは配線などは苦手です(>_<)
5.1ですらかなり苦戦しました☆
天井裏のスペース。思ったよりも広くて何か活用したいっ♪
って思いますが、点検口が小さくて断念してます★
ドーモの後悔ポイントの1つ。
和室の押入れに大きめの点検口をつければよかったと後悔してます(T-T)
後から開けることも出来るかも☆
って密かに思ってますが、今度聞いてみようと思います☆
いくらかかるのかも(^o^;)ハウマッチ?
天井裏の活用術。
色々とありそうで。
ドーモが我慢出来ずに穴を開けたりして。
(*^艸^*)ウズウズ☆ ( ̄^ ̄;)ん!?
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スペシアです。
やりがいのあるDIYでしたね。
実は未だ脚立買ってないので、点検口から入るまでやってないので、今度活用したいと思います。
ところでなぜ屋根裏へ設置出来ないと言われたのでしたっけ?
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こんにちは~
hanaです^^
おお~!!
はっちさん、すごいですね~
私は配線関係は全然知識ないですから、うらやましいです!!(うちは屋根裏設置は電波の関係上無理とのことでしたが・・・)
うちもスペシアさん同様、まだ点検口を覗いてないので、楽しみです^^
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コメントありがとうございます^^
点検口って結構、幅が無いですよね。
設計の時に点検口増やせます?
と聞いたら、できますが、お金かかりますよ^^
と言われ止めてしまいました^^;
実際にはすべて屋根裏は繋がっていたので、一箇所で良かったかな~と思います^^
何かのスペースに利用したいですよね^^
眠っている空間があると活用したくなります^^
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コメントありがとうございます^^
屋根裏に設置するためには、断熱材を抜くことで、気密性、断熱性が悪くなることが、一条的にはNGだそうです。
が。
ただちゃさんの話だと、普通にあったりしますし、実際、我が家にも違う線は這ってたりします。
一条は電気には、曖昧のようです。
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コメントありがとうございます^^
配線関連は多少強くても、木工関係がさっぱりなんです^^
その点、hanaさんも旦那様も色々DIYできるようで羨ましいです^^
ぜひぜひ点検口から覗いてみてください^^
我が家にはまだ空きスペースが!
と
心踊ってしまいました^^
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ちぇんです(^o^)/
TVアンテナの設置お疲れ様です\(//∇//)\
断熱性や気密性を損なわない様に凄く考えてされたのですね(^o^)
そこまで考えてするはっちさん尊敬します(^_^)
私なら断熱材に穴を開けてしまいそうです(´・Д・)」
無事に配線出来てよかったです(^O^)
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コメントありがとうございます^^
実は実は、これだとまだ気密的に不十分でした^^;
大事なその部分についてはまだ写真が無いのは、改良後しか写真を撮っていなかったりだったりします^^
本当なら断熱材を抜いても良かったんですが、配線のことと、それだけのドリルが用意できなかったからでしょうか。
もっとDIYするようになれば、長いドリルで貫通とういのもありかもですね^^
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初めましてhakkeと申します。
我家もスカイツリーから11kmのところです。
i-cubeで1.5寸勾配です。ブースター無しでもMX以外はレベル50程度でうつります。
配線については打合せで、階段下収納の情報ボックスまで配線してもらいました。点検口のそばに複数の太陽光のケーブルと一緒にまとめて、天井裏から天井を貫通しています。勿論気密のため貫通部分はたっぷりコーキングしていました。
LS20TMHマスプロ電工の20素子です。ブログでトライしている人が多かったので、DIYしました。
監督に取り付けてもらったとあったので、一条のクジラ電気にお願いしたら、断られました。
それでスカイツリーもできるし問題ないと思い、
DIYに備えて配線してもらいました。太陽光のケーブルと束ねられていたのと、天井が太陽光パネルなので、ノイズを拾うか心配でしたが結果問題なしでした。
太陽光のケーブルが天井を通っているので、気密の点は問題ないと思うのですが、ただ一緒にせず、別の経路にした方がノイズ対策には好ましい感じがします。
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大変大変返信が遅れてすみません!
配線してもらえたのですね!
凄く羨ましいです。
自分は話をしていたにも関わらず、あれ?そうでした?みたいな感じでした・・・(TT)
太陽光の線との混合は、やはりノイズを拾い、上手く伝達ができなくなる可能性もありますが、
万が一配線の絶縁が悪くなった場合、電圧の差によって電気が流れ、他の機器に直接悪影響が出るかもしれませんので、注意して下さいね^^