こんにちは、はっちです^^♪
パーゴラ付きウッドデッキDIYが完成しましたが、実は後から気がついた失敗点がありました。
失敗の理由は”木材の選定ミス”でした。
当初からコスト削減を考えながら、如何に安い材料で、丈夫なウッドデッキを作るか。
ということを考えていたのですが、それが一箇所裏目に出てしまいました。
ウッドデッキDIYの失敗と修繕
今回の失敗点はウッドデッキの床板を支える重要な部分。
根太で使用したサザンイエローパインです。
修繕が必要になった場所はコチラ。
ウッドデッキの床板なのですが、よく床板と床板の間を見ると、床板を支える根太が割れてしまっています。
床板を剥がしてみるとこの通り。
木目に沿って割れが生じていました。
元々25mmの横幅に、ほぼ一直線上にビスを等間隔で打っていったので、木目に沿って割れてしまったようです。
幸いなことに割れ自身は、それほど深くはありませんでした。
ただ、このような割れは、全てではないですが、3分の1ぐらいの場所でこのようになっていました。
サザンイエローパインは割れやすい。
パイン材は元々ソフトウッドで、そのままでは耐久性はあまりありません。
ただ、今回購入したサザンイエローパイン材は薬液を加圧注入された物で、耐久性は塗装しておけばウェスタンレッドシダーに匹敵するとも言われています。
今回は紫外線の影響を受けにくく、薬液が抜けにくい根太に採用しました。
サザンイエローパイン材はデメリットとして割れやすいということを理解していたのですが、割れやすいということが、この面に影響してくるとは思っていませんでした。
確かに、連続で木目にコーススレッドを打ち込んでいるので場所によっては割れてしまうようです。
元々柱など構造と同じようにウェスタンレッドシダーの2×6材を採用すれば、こういったことはほぼ無かったとは思いますので、多少値段が張りますが、ウェスタンレッドシダーを使用したほうが無難かなと思います。
サザンイエローパインでも、割れが起きてしまった場所を対処することで、使用することができそうです。
ただ、この割れをそのまま放置しておくと、水が溜まり、腐食が早くなってしまいそうです。
割れの深さはそれほどでもないので、手持ちのもので対処をしてみます。
防水処理と同様にコーキングで穴埋め
この穴を埋めるために用意したのは、あらゆるところの防水処理で活躍してくれているコーキング材のクリア。
このコーキング材を穴に埋めて、床を張り直します。
割れていたところは、コーキングで処理する前に、中が見えてしまっている場所を再塗装しておきました。
このようにコーキングでコーススレッドの穴を埋めた状態で、床板を張り直すと、コーススレッドの穴も同時に防水することが出来ました。
やっていることは、外壁の防水処理とほぼ一緒です。
コーキング材を接着剤の用に使用して、最初から床板の位置決めに活用しても良かったかもしれないですね。
ウッドデッキの材料としてのサザンイエローパイン
少しでもコストダウンを図って、サザンイエローパインを採用しましたが、思ってもいなかったところで一手間かかってしまいました。
結果として、床板を留めるコーススレッドの穴も防水処理できたことで、床板周辺の防水としては万全になったので良かったなのかなと思います。
ただ、割れやすい、柔らかいという点で、ウッドデッキの木材としては今回使用した根太ぐらいしか使いにくいかなと思います。
当初の予定としては床板もこのサザンイエローパインにする予定でしたが、
思った以上に割れが生じやすく、ササクレが出て、素足で歩くのは難しいような感じがしたためハードウッドでありながら、素足で歩くことができるイタウバを採用しました。
今後、この根太で使用したサザンイエローパインがどのようになっていくか、ちょっと不安なところはありますが、現在のところ、根太が腐ったりということは無く、しっかりと床板を支えてくれています。
また経過観察をしていきたいと思います。
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