新居に住みはじめて5年が経過しようとしています。
1シーズン超えた当たりからずっとなんとかしなければと思っていた所。
それが玄関の庇(ひさし)でした。
我が家はツーバイフォー造の総二階の建物なので、四角い建物になっています。
そして、片流れの屋根を採用しているため、雪が家の前面に落ちてきます。
雪が落ちてくるぐらい。と思っていたのですが、実際には氷の塊のようなものが落ちてきます。
それも我が家は2階の屋根から落ちてきますので非常に危ない。大怪我の予感をさせられます。
ということで。(*´∀`*)ぇ
TOPの写真の場所に庇を作って行きたいと思います。
ひさしの構想と材料の注文
まずは設計図の適当に作ってみます。
屋根の大きさ、角度、足の位置を無理なく、さらに玄関の部分にもなるのでバランスが悪くならないように作ります。
基本は以前作成したウッドデッキの屋根と同様にしています。
大物DIYのウッドデッキ、これができればお父さんも人気者!
使用する木材の選定から、耐久性の工夫、作り方を詳細に紹介していきます。
随時更新していきます!
大型の庇ではなく、小さい窓に庇が欲しい場合などはこんなものもあります。
外壁への取り付けは、今回のDIYと同様な形で取り付けられるのではないかと思います。
木材の注文はネットが便利
全体像ができれば次に木材の発注です。
今回も木工ランドさんからウェスタンレッドシダーを購入しました。
大型DIYのときはお世話になりそうです。
到着した木材はコチラ。
庇を作るには少ないですが、以前のウッドデッキDIYの木材の余りを有効活用しています。
今回はエリート材というグレードを購入したのですが、結構曲がっていたり、節が非常に多かった気がします。
確かにエリート材としての条件は満たしているような気はしますが、その中でも悪い方に当ってしまったかなと思います。
木工ランドさんでは2カットまで無料でしたので、ある程度カットしてもらいつつ、後は自前の丸鋸でカットしていきます。
木材の縦割りは難しい
今回は前回のウッドデッキの余りの木材もフル活用しています。
余っていた2×6材を半分にして2×3材にするのは当然で(ぇ)
中には4×4材を半分にして2×4材にしたり。
面の幅が足りないので横に二つ木材を並べて安定させて切るようにしています。
クランプで固定しています。
丸のこを一定の幅にする補助金具を使って真っ直ぐにカットしていき、
刃の深さが足りないので、ひっくり返してもう一度裏から同じ場所を切るのですが。。。
面が、ガタガタ(汗)
縦割りって結構うまくいかないですね。
まぁ、ウッドデッキ同様さほどの精度はいらないのである程度でカットしていきます。
木材の長さと幅が揃えば、なんとなくイメージで作ってみます。
屋根のイメージができました。
続いて木材と木材の接合部は切り欠きを作成していきます。
切り欠きの作成と節の処理は大変
また、今回は縦と横の木材と木材の接合部を切り欠き、屋根をフラットにするようにしています。切り欠きも豊富。節が多い分かなり手間でした。
切り欠きの位置は、先程イメージとして仮組みした時点で印をつけておきました。
切り欠きが必要な場所に節があると、綺麗に割れてくれないんですよね。
ノミでカンカンしながらある程度揃えはしましたが、数が多いので結構適当。
切り欠きの深さは、丸のこの刃の深さで調整します。
今回の庇の重要部分であるダブル梁が完成しました。
切り欠きを作る理由はこちら。
梁の絵なのですが、aの切り欠き深さを同じにすれば組み合わさった時に屋根がフラットになります。
こんな感じになります。(上の写真はウッドデッキの屋根)
垂木も同様に加工していきます。
続いて縦方向の垂木を作成していきます。
垂木は屋根に角度をつけるために端を10°でカットしておきます。
隣のウッドデッキも角度10°なので、見栄え的にも近くの基準に揃えておくのが大事です。
後から出てくる絵ですが、家側と屋根との傾斜をつけるために角度が必要です。
梁との接合部も同様に切り欠きを作ることで屋根をフラットにできます。
ここで注意しておきたいのは、切り欠きの位置は現物合わせすることです。
木材は一定ではありません。
今回梁は3.6mほどあり、かなり長い2✕6材です。
わかりにくくはありますが、右側の梁に対して左側は反っているのがわかるでしょうか。
これをそのまま取り付けると。
多少大げさに書きましたが、10mm、20mmぐらいは平気でずれてきます。
現物合わせで切り欠きを作っておくと手直しが少なくなるかなと思います。
メンテナンスしにくい場所なので塗装は二度塗り
切り欠き、垂木を作ったら次に塗装をしていきます。
防腐塗料なのでこちらは手を抜けません。
しっかり二度塗りしておきました。
塗料はウッドガードのダーク。
こちらも隣のウッドデッキや家の色に合わせています。
DIYしやすいように柱を加工
庇の柱になる部分を少し加工しておきます。
柱は4✕4材のウェスタンレッドシダー。
柱の頭はこんな感じで梁になる2✕6材が乗るようにカットしておきました。
高所(と言っても3mほど)の作業は中々安定しません。
さらに柱は梁をつけるまでぐらぐらです。
できるだけ楽するためにカットしておき、そこに柱を載せて固定するようにしました。
もちろんカットした面も塗装しておきます。
材料の加工ができましたら、続いて基礎から組み立て準備に入ってきます。
次回は基礎となる土台~外壁です^^
それでは。
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