契約前見積もりと最終支払見積もりの差はあるの?注文住宅一条工務店での実際に掛かった金額

はっちです^^♪

以前、我が家の坪単価を公開したことがありますが、

一条工務店 i-smartの坪単価 と我が家の総費用
こんばんは、はっちです^^♪ 今年(2014年)の3月に新築してから、もう随分経ってしまいましたが、 実際に我が家にかかった坪単価について公開したいと思います。...

また一方で、

契約前の見積額と、最終的な建築費用がかけ離れていないか?

というところが、契約前の方は心配という話をお聞きしました。

注文住宅は契約後に見積額が上がる傾向にある。

注文住宅にしたからには、やっぱり色々注文しないとね!

と考えている方は、とても普通だと思いますが、見積の段階で、どれぐらいの「注文」の量になるかは、ベテラン営業マンでも難しいでしょう。

かと言って、高く見積もりすぎれば、夢を諦めさせてしまうならまだしも、契約を取れないかもしれません。

安く見積もれば、そんなはずはなかった!と不信感を持たれるでしょう。

 

やりたいことをやれるように、それでいて現実的な数字を。

 

という点で、事前の説明、雑談の中で、目標としている金額を提示し、さらに乗り気にさせるのが、営業マンとしての腕の見せ所だと思います。

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契約後は建築費用が上がる?

モデルハウスでの雰囲気、性能が気に入って契約したはいいけど、実際にモデルハウスみたいな空間を作ろうとすると、

 

「とんでもない価格になってしまいますよ」(^^営)

( ゚д゚)ポカーン

 

じゃぁ、今ある見積もりで、どんな家ができるのか?と聞いてみたら。

代わり映えのない、平凡な家だった。

注文住宅だからと間取りを注文すると、金額が上がる。

 

外観のデザインを独特なものにしようとすると、金額が上がる。

 

何も出来ないじゃん。

 

これなら建売でも良かったんじゃない。

 

そんなことを思ってしまうかもしれません。

 

夢が広がった契約前と違い、やりたいことをやろうとすれば、お金がかかり、一方では安くするためにグレードを下げる。

 

一生に一度の家造り。

ここで少し無理してでも自分の納得する家に住みたい!

 

そして、無理して予算追加。

 

全部じゃないけど、最低限のグレードは確保できた。

 

あれ?欲しかった家はこれだっけ?描いていたマイホームはこれで良かったんだっけ?

 

メーカーとしては、より高い家を買ってくれればそれだけ実入りがいいわけで。

建主の台所事情ぎりぎりを攻めようとしてくれます。

 

良い家を作りましょうよ。

 

一生に一度ですよ。

 

後悔しませんか?

 

・・・

 

一度、その席を離れて、落ち着いたところで考えてみたほうが良いかなと思います。

購入した家にずっといるわけじゃないですよね。

旅行や趣味。教育費に介護費。色々と他にもお金がかかります。

その他の暮らしが窮屈になるような資金計画は、夢が広がるマイホームどころじゃありません。

 

そうならないためにも、しっかりとした契約前の見積もり確認が必要です。

一条工務店の契約前の見積は不透明感が満載(笑)

本題の我が家の契約前後の見積もりの話をします。

我が家で契約した一条工務店ですが、

契約前に、詳細な図面の設計をしてくれません。(私の時はそうでした。)

 

詳細な設計なしに、どうやって内容を確認するの!?

 

という声が聞こえてきそうですが。

まさに、そこなんですよね。

そこが非常に不透明であり、契約前後に不整合が出るのではないかと心配になるところでもあります。

そして営業さんの、

「一条工務店は標準仕様が充実していますので、オプションでそんなにお金かからないんですよ」(*^-^*)

 

との怪しい文句

上記のような例を聞いていれば、はいそうですかと納得できる文句じゃないですよね。

じゃぁ、実際にどうなのか。

 

一条工務店の契約前の見積もりと最終仕様変更後の見積もり公開。

まずは数字で確認です。

我が家の建築前の坪数と価格です。

 

建築面積 40 坪

概算見積もり 約2,712万円。

 

そして、最終図面が確定後の坪数と価格です。

 

建築面積38.9坪単価。

約2,931万円。

 

坪数が1坪減って、概算見積もりより220万円近くも上がってるじゃないですか!

坪単価を合わせて計算すると、大体280万円増です。

約1割の増額。

ただ、これを1割で済んだと思うか、1割もかかったと思うかは、人それぞれ経験に寄ると思いますが、

自分の場合1割で済んだと思っています。

 

1割超えの増額の理由。

1,第一に地盤が緩かったこと。

我が家の地盤はかなりゆるく。地盤調査の結果、ソイルセメント7mとの結果。

地盤改良に100万近くかかっているため、その分の増額は致し方無い費用と考えます。

一条工務店の場合、事前に地盤調査をし(無料)、その金額を見積に載せることは可能なのですが、

我が家の土地の持ち主(親)は、

「契約もしていないのに、地盤を調査するなんてまかりならん!」ヽ(゚皿゚)ヽ ガオー!!

ということでわからずじまいでした。

そんな背景が無ければ、地盤改良含めて見積を提示してくれるはずですし、営業さんもそうしたかったと思います。

さらに。

2,予定外の排水ポンプ工事が50万円。

土地が比較的縦長の土地であり、道路側にある排水口までの距離が長くなってしまった結果、排水勾配が足らなかったため、ポンプで押し出す必要がありました。

そのためのポンプの設置工事が追加。

かなりの予定外工事です(汗)

 

では、残りの130万円はというと。

 

3,オプションにかなりこだわった。

ソーラーカーポート(約50万)に始まり、防犯、エコカラット、トイレ、食洗機のグレードアップ、部屋断熱、コンセント、照明、壁紙変更と、色々追加しました。

標準仕様がある程度揃っているから、大物のキッチンであるとか、トイレ、バスなどにかかる費用が押さえられたため、130万円で収まった。

そう考えています。

 

一条工務店の営業さんは、契約前に詳細な見積もりが出せないことはわかっており、そのため、後々のトラブルを減らすために、実際にどれぐらいかかるのか、ということを、他の家の事例を踏まえて見積もりを提出してくれるようです。

なので、

なんだかよくわからないけど、契約前とくらべてすごく費用が膨らんでしまった。

ということはあまり無いようです。

 

 

自分の場合、そのことはしっかり聞いておりまして、契約前の図面は、希望の坪数になっているか、ということだけしか見ていませんでした。

設計士さんとの初対面で。

「契約時に作成してもらった図面は、たたき台でもなんでもありません。2階建てとも平屋とも決まっていませんし、そもそもi-smartでいいなんて言ってませんよ。」Ψ(`∀´)Ψケケケ

と、いきなり爆弾を投げつけたのを覚えています。

今となってはいい思い出です(コラ)

 

結果、想定外の出費が出てくわけでもなく、

大体の予算に収まり、

無事マイホームが建ちました。

ちゃんと思い描いていたような家です(*^^*)

最後に。

事前に契約内容をしっかり確認して、安心して契約できる。

という建築主はほとんどいないと思います。

家を建てたい!

という希望でハウスメーカーを訪れた時に、地盤だ、給水経路だ、電柱の位置だ、というところまで考えが及んでいる人は少数であり、そのあたりは営業さんにお任せになってしまいます。

その見積の正確さは営業さんの知識に寄るところもありますし、実際に標準の金額を入れてくるだけの人もいると思います。

 

少なくとも、自分のコダワリにどれぐらいお金がかかるのか。

現状の予算と見積に対して余裕があるか。

というところは抑えておくべきかなと思います。

 

マイホームが建って、住宅ローンだけだと思っていたら、固定資産税が思っていたよりも負担。

一条工務店i-smartの固定資産税って高い?安い?金額を公開します。
新築で家を建てると避けて通れないのが固定資産税。 税金って言ってるけど、いきなり高額な請求してこないでしょ? なんて思っていたら大違いです。 家は財産、土地は不動産。取得すると大きな税金がかかってきます。

外構工事(庭とか門とか)が想像を遥かに超えた金額だった。

今後のメンテナンス費用、光熱費など、住んでいる以上、お金はかかってきます。

申し訳ありません。m(__)m | i-smart de DIY
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貯蓄のできる支払い計画をしていただくと良いかなと個人的には思っています。

では~(^O^)/

コメント

  1. とり より:

    あけましておめでとうございます☆
    Simplicityへの変更、お疲れ様でした!
    今年もよろしくお願いします(^人^)

    契約前見積り…設計はうちも本契約してからでしたね~。
    契約前に営業さんに大体どれくらい費用がかかるかを聞いて、ざっくりとした金額を聞いたら予算内に収まっていたので、それなら良かったと契約しましたが…

    実際は、営業さんが「この人たちの希望だとこれくらいだろう」と思った坪数と、実際に設計が始まってからの自分たちの希望の坪数に乖離があり、結局大幅な予算オーバーをしました(^o^;
    当然と言えば当然ですよね。
    記憶があいまいですが、確か当初見積もりの2割増くらいだったと思います。

    一条は確かに標準で色々ついてくる(決まっている)ので、収納の数とか窓の数とか、キッチンどれにしよう…とかを気にせず設計できた点は良かったのかなぁと思います(^^)

    さらに、外構やカーテンで思いのほかお金がかかりましたし、税金は毎年のことですから、痛いですよね・°・(ノД`)・°・

    金銭的に不安のない計画と、理想のマイホーム。
    理想をつきつめて資金が苦しくなるのも困りますが、ケチりすぎて理想とかけはなれたマイホームになってしまっても残念ですしね…。
    そのバランスが非常に難しいなぁと思いました。

    • はっち はっち より:

      あけましておめでとうございます^^
      コメントありがとうございます。
      Simplicityへの変更ですが、とりさんのブログ見て、このテーマにしたい!
      と思って、年末にすこしずつ準備していました^^;

      なんと2割増し(汗)
      2割となるとかなりの金額になるので結構大きいですね。
      そして、予想外の外構やカーテンw
      アレも結構予算に響きますよね。

      後からでいいや。と後回しにしてしまうと、ローンの現実を見てまた手が出せなくなってしまいますし。

      今思えば、機能性を重視して家造りをした時点で理想のマイホームとは少し違ってきたのかなと思ってしまいます。
      改めて理想のマイホームって、と考えてみると。
      プール付きの大豪邸が頭に浮かんでしまいましたw

      今年もよろしくお願いします(*^^*)