冬場に換気設備(ロスガード90)が停止したらどうなる?一ヶ月停止していた状況を紹介します。

i-smartでロスガードが故障したことにより換気ができなくなった我が家がどういう状況になったのか。前回の投稿からだと、かなりいじわるなタイトル。

高気密高断熱住宅において換気ができなくなることは、かなり生活に支障が出るのではないか?

実際に1月1日にロスガードが停止してから一ヶ月以上停止したままでしたが、その後の修理対応の様子も含めて紹介したいと思います。

ロスガード90は一条工務店の提供する高気密高断熱住宅に付属する全熱交換器のことで、熱交換率は最大で90%を誇り、床暖房などで作った熱をなるべく外に逃がすことなく、空気だけを入れ替える換気設備のことです。

 

現在は故障したロスガードは修繕を終えて無事復旧しております。大変お騒がせ致しましたm(_ _)m

問題だった一条工務店からの回答はありませんが(´ε` )

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ロスガードが停止しても不快感はほとんど感じない。

i-smartのような高気密高断熱住宅の場合、家の中と外との隙間がとても少ないため、空気の入れ替えが起きにくくなっています。

そんな気密性の高い箱の中で生活してると、どんどん酸素が少なくなり、寝ている間にどんどん息苦しくなってしまうのでは?

と考えてしまいそうですが、実際に外とのスキマが無いわけではないので、少なからず空気は入れ替わります。

ただ、さすけさんのサイト(記事後半で紹介)によると、二酸化炭素濃度が増えるため脳の動きが鈍くなる。とありますので、気が付かないうちに影響が出ていることはありそうです。

「さすけ氏と違ってお前バカだからわかんねぇんだろ」、というのはおいておいてですね・・・(あくまで主観ということで)

結露はしやすくなった

やはり空気が循環していないせいか、湿度は上がりやすいです。

やはり高気密なi-smartは内側で発生する、料理、お風呂、などの湿気がこもりやすく、窓付近で冷やされた空気が結露してしまいます。

今まで結露はしていましたが、カビなどの発生までは言っていなかった吹き抜け上部の三連窓なども結露の結果カビが生えてしまっていました。

こういう場所の掃除は高い脚立などが必要なため、ちょっと手間でした。

下からは見えないのですが、上から見ると・・・うへぇ^^;

となってしまっていました(汗)

以前は鉄筋コンクリート住宅だった。

我が家の旧宅は鉄筋コンクリートのマンションでした。

鉄筋コンクリートのマンションはC値(家のスキマを表す値)がおおよそ1程度と聞いたことがあります。一条工務店のi-smartは合格の基準がC値0.7とそれ以上の値です。

以前の次世代省エネ基準による目標気密はC値5.0なので、1というのはかなり低い(スキマが少ない)値になります。※最新の次世代省エネ基準ではC値の表記が消えているようです。。。

ただ、窓はアルミサッシ。

それに加えて、コンクリートは熱を良く保持する物なので、

高気密であるが、高断熱では無い。

という状況でした。

それ故なのか、窓に限らず、コンクリートの壁ですらも外との気温差で結露だらけでした^^;

また、その結露を増加させる原因の一つが、使用していた灯油ストーブ。

灯油は燃焼するときに、ほぼ同容量の水分を空気中に放出します。

さらにその上にヤカンをのせてお湯を作っていたので、暖かくもなった上で湿度はどんどん上がり、結露を発生しやすい条件を作っていました。

もちろん燃焼の過程で二酸化炭素も出すので、それは空気が悪かったでしょうね。

ですが、全く気にしていませんでした^^;

その時のことを思えば、ロスガード停止ぐらいではまったく空気が悪くなったとは思いませんでした。

 

そのためか、最初の内は意識して窓を開けて時々換気をしていましたが、そのうち換気することも忘れてしまいました。

においは残るか

やはり空気が循環していない分、いわゆる生活臭というものは残るようになりました。

停止してしばらくしてしまえばどうってことはありませんが、最初は少し気になるかもしれません。

昔は、家に帰ってくると、こんな臭いしてたね~ぐらいな感じです。

気温差も考慮すると、電気代がどれぐらい安くなったのか?

案外影響が出てきたのが電気代です。

24時間運転していたロスガードが停止している分、その電気代が月1,500円ほど安くなるのは当然なのですが、床暖房の電気使用量が減り、加湿器も動かさなくなりました。

トータルで月の電気代が昨年と比較して2,800円ほど安くなる結果に。

結構大きな電気代の差が出てきたのですが、これだけだと条件が曖昧なので、少しだけ前年度の気温も含めて比較して見たいと思います。

昨年度の気温を考慮

昨年の1月の平均気温が3.8℃に対して、今年の1月の平均気温が5.1℃と、その差1.3℃暖冬でした。(参照:気象庁HP

また気温差による電気代の変化を見るために、正常にロスガードが動いていた頃の電気代を見てみると。

2017年12月の電気代は15,183円 平均気温は5.7℃です。
2018年の12月の電気代は13,727円 平均気温は8.1℃でした。

そんなに単純ではなさそうですが、ざっくりと気温差2.4℃で電気代が1,500円ほど差が出ているので、1.3℃の差であれば800円程度の差になりそうです。

昨年度との気温差がまったく無ければ、おおよそ2,000円程度がロスガード停止による電気代の削減量となります。

ただ、2,000円ほどはロスガード停止の影響なのですが、その中でも1,500円程度はロスガード自身の電気代なので、ロスガード停止による暖房費の影響はは1月で500円ほど安くなったようです。

思っていた以上にロスガードが暖房に与える影響は少なかったな。というのが自分の感想です。

 

床暖房の温度設定を上げていない

先程、気温差と床暖房にかかる電気代について話をしましたが、温度設定について記載していません。

昨年度の温度設定の記録が無い。というのが理由なのですが、昨年度は寒くなってきた段階で1℃程度温度設定を上げていました。

今年度の気温がかなり下がってきたのが年末ぐらいから。

そのぐらいでロスガードが停止したことで、寒くなってきたと感じること無く過ごせてしまっているのかもしれません。

従来どおり寒くなってきた段階で1℃設定温度を上げていれば、もう少し差が出たかもしれないなとも思っています。

湿度は高めに保たれてしまう

ロスガード停止によって一番影響を感じたことは、乾燥に悩まされる冬でありながら、湿度が上がりすぎてしまうということでした。

我が家では冬の乾燥対策で、入浴後の浴槽は開けっ放しにしていますが、ロスガードが停止してからも同様にしていたら、思っていた以上に湿度が上がってしまい、窓周辺には結露も含めてかなりカビが発生してしまいました(汗)

久しぶりにハニカムシェードを上げてみたら。。。ぎゃーです。(普段から1~2cmほどは開けています)

その日から、ちゃんと夏場等と同様に、お湯を流し、水切りをするようにしています。

今回、カビが多く発生した場所は浴室周辺のみでしたが、カビの発生までは行かなくても、リビングやダイニングもロスガード停止前に比べて結露は多めでした。

※我が家はアルゴンガス入りのペアガラスなので、トリプルガラスであれば結露は少なくなるかもしれません。

温湿度計の表す湿度は、普段40%~50%程度が70%前後まで上昇している様子。

乾燥対策としては嬉しいのですが、湿度の上がり過ぎも良くないです。

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ロスガード復旧の時の業者対応

前回の記事でかなり問題視させてもらった一条工務店を含む修理対応についてです。

ちょっと待ってよ。その対応。ロスガードの故障に対する一条工務店の対応
年が明けてからも色々と不具合が出ているはっち家です(^^;) 今回は新年早々に動かなくなってしまったマックス社製のロスガード90について。 ...

ついに業者が訪問する日が来ました。

本当に来るのか?どんなのが来るのか?とかなり身構えていました(嫁が。)

 

ですが、ちゃんと来てくれました。

 

それも。

 

めちゃくちゃいい人。(らしい)

 

ささっと故障箇所を直していき、試運転をしていき、おおよそ1時間で修理完了していました。

軽く、修理に来てくれるのに時間がかかったことに触れたところ。

大変申し訳ありませんでした。その状況を上に伝えておきます。

と、言っていたようです。

対応はとても良かったのですが、色々なところでそのことを言われているのではないか?と思うような受け答えだったようです。

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ロスガード復旧後の感じ方とまとめ

ロスガード復旧してまず思ったことは。

寒い。

でした。

確かに空気はきれい、というか、循環していて淀んだ様子はまったくないのですが、空気の流れを感じてしまい、とても寒く感じました。

そして、当然ですが、

乾燥してるな。

とも思います。

今までロスガードが停止していて特に異常を感じなかっただけに、余計にマイナス面を感じてしまいます。

この冬ぐらいは停止しても・・・と頭を過り(よぎり)ますが、建築基準法での定めでもありますので停止に中々踏み切れません。

また、ロスガードの停止については、論理的に実験も含めて検証されているさすけさんのHPも紹介しておきます。

ロスガードは止めちゃダメ!!!ゼッタイ!!!教育のためのロスガード^^;
こんばんは。さすけです。 一条工務店で家を建てる方の家には夢の家仕様にしなかった方を除いて必ず設置されているのが「ロスガード」です。 ロスガードというのは、いわゆる室内に室外の空気を取り入れてくれる換気装置なのですが、一条工務店で家を建てる

まとめ

ロスガードが停止することで、空気の循環は無くなるが、息苦しいなどは無く、電気代も安くなり、湿度も下がりにくくなりました。

ただ一方で、二酸化炭素濃度が上昇しやすくなり、脳の働きに影響がある(さすけさんのブログより)。さらに結露が多くなりカビが発生しやすくもなりました。

 

故障したロスガードの対応が一ヶ月かかったことで、変化の具合がとても感じやすくなりました。

これから花粉の時期になってくるので、自分にとってロスガードは欠かせない住宅設備です。そこまでに修理することができてとても良かったと思っています。

今回の給気ダンパーエラーにかかる修理については保証期間ということで無償で修理していただきました。そのあたり、電話連絡の段階で教えてほしいなと思います。ロスガードの保証期間は10年のようです。

ロスガードの寿命がおおよそ15年ということなのですが、その後はどうなるのでしょうか。

高気密高断熱住宅を支える住宅設備なだけに、ずっと使っていきたいのですが、耐用年数を超えてしまった後どうなるのか少し心配です。

なにかいい方法があればいいなと思います。

3年後のWEB内覧会 ロスガード90(全熱交換器)のメンテナンスと電気代、効果について紹介します。
今回は高気密高断熱住宅の肝である全熱交換器(ロスガード)を3年使用してみた使い勝手やフィルタの交換頻度、ランニングコストを中心に紹介したいと思います。

コメント

  1. ライチ より:

    いつも楽しく拝見させていただいております。
    今回の記事に共鳴したため、初コメントさせていただきました。

    すでにご存じかとは存じますが、ロスガード90はリモコン部分にて
    風量調整が可能です。

    拙宅では、竣工引き渡し時のロスガード風量が160CMH(Cubic Meter per Hour)
    でして、排気口周辺では結構な風切り音がしておりました。

    建築基準法(だったかと思いますが、違うかもしれません)では、
    一人あたりに最低必要な換気量を20CMHと規定しておりまして、
    拙宅では、居住家族4人いることを鑑み、80CMHに風量を削減しております。

    結果、排気口付近での騒音が皆無になったこと、風量減によるフィルター交換が
    延命されたこと、気流感がなくなったことなど、結構良いことずくめであります。

    さらには・・・。

    理論値ではありますが、風量はファンの回転数に比例し、
    軸動力(=消費電気=電気代)はファン回転数の3乗に比例しますので、
    今回風量が1/2になったことで、軸動力は1/8になっている(はずです)。

    長文、失礼いたしました。

    • はっち はっち より:

      ライチ様

      コメントありがとうございます。
      ロスガードの風量の設定は、見つけにくい場所にあることから、中々やりにくいなと思っていました^^;

      ずっと鳴っているので慣れてしまいがちですが、確かに風切り音がすごいですね。我が家は180CMHとなっていました。
      確かに建築基準法で定められている時間換気0.5回/hはシックハウス対策なので、正直なところ、
      そこまで必要かな?と思います。

      ライチ様の言う通り、換気量を抑えることで、いい事ずくめな感じがとても魅力的に思います。
      ここ一ヶ月換気ゼロだったことを考えれば、問題ないことは実感できています。
      電気代も年間にすると何気に大きいですしね。

      心配しているのは、風量を落とすことによって、ダクト抵抗から換気が回らない部屋が出てしまうのではないか、という点を気にしています。
      家は完全な気密ではないため、そこまで気にする必要はないか。
      というところもあり、気持ちが揺れているところだったりします。