壁のアクセントにエコカラットをDIYで貼ってみよう!

エコカラット 自分で

こんにちは、はっちです^^♪

今回のDIYはエコカラットという装飾タイルを張って、家の中をちょっとデザインしてみよう!

というDIYにチャレンジです。

ただ、このタイル装飾だけが目的ではないのも一つの利点ですね。

今回はDIYならではの悩みや施工方法などを紹介していきます(^O^)/

エコカラットとは

エコカラットとは、LIXIL(リクシル)製の屋内用タイルのことで、HPのキャッチフレーズを見ると。

うれしい空気と暮らしを作る壁材

LIXIL | エコカラット
「エコカラット」はうれしい空気と暮らしをつくる壁材です。快適な湿度に保とうとする調湿機能を持ち、気になるにおいや有害な物質も低減します。デザインも豊富なので、空...

効果としては、湿度の調整し、結露や過乾燥を抑制してくれます。

その調湿能力は、一般的な調湿壁紙のおおよそ25倍

珪藻土の5~6倍も高いものとなっています。

トイレ、玄関を始めとして、寝室、部屋干しする部屋など、で効果を発揮してくれるようです。

そして何より目立つのが、そのデザイン。

様々な色、デザインがあり、色々な部屋にマッチするようになっています。

先ほどのURLの先にエコカラットシミュレータがありますので、どんなイメージになるのか、というのを確認したりも出来ます。

タイルなんてDIYで貼れるの?剥がれてこない?

エコカラットをDIYで貼ることは非常にカンタンです。

専用のノリを付けて、ペタッと貼るだけです。

ですが、そう言うほど簡単には行かないのが素人DIYの怖い所。

エコカラットを貼る場所は、クロスの上、もしくは、クロスを剥がした下地の上です。

どちらにしろ、今まで綺麗に貼られていたクロスは使えなくなってしまいます。

クロスを剥がすのって勇気いりますよね。

ここは一つの難関です。

エコカラットを貼るときにクロスを剥がす?

ちなみに、エコカラットを貼るときに、クロスを剥がすか、剥がさないか、ということは少し別れるようです。

推奨されるエコカラットの張り方としては、クロスを剥がして下地に直接エコカラットを貼る方が確実です。

ですが、もし剥がそうとした時に、そのノリの接着力から、下地を削ることになるそうです。

そうなればその上にクロスは貼れません。下地の石膏ボード毎交換になるかもしれません。

一方で、クロスが剥がれてくることを防ぐことができれば、クロスに貼り付けたエコカラットは、クロス毎剥がすことが出来ます。

この辺りは非常に悩ましいです。

やはりタイルが剥がれて落ちてくることは危険ですので、なるべくなら防ぎたいです。

自分としては、クロスの継ぎ目部分をタッカーで補強してけば、よっぽど大丈夫、と思っています。(公式サイトでは455mmピッチでタッカーを打ち付けることを推奨しています。)

タッカーとは、下の写真のようなもので、ホッチキスの親分みたいなものです。

ホッチキスと違って挟み込む必要はなく、押し付けるような形で針を打ち付けます。

こちらのタッカーは100均で300円でした^^

たくさん使うようだと良いものを購入したほうが良いかなとも思います。

 

エコカラットの話に戻りますが、しっかり貼ったつもりのエコカラットも、実際に落ちてくる可能性はあります。

あまり無いとは思いますが、クロスの継ぎ目部分に沿って、エコカラットを貼ると、恐らくですがエコカラットの重みでクロス毎剥がれてきます。

一方で、クロスの継ぎ目を覆うようにエコカラットを貼ってやれば剥がれてくる心配は少なそうです。

クロスはしっかり張り付いているように見えますが、部分的に力をかけてやれば、すぐに剥がれてしまいます。

 

我が家での一例なんですが。

 

壁のコーナー部分が危なかったので、コーナークッションを買ってきて貼り付けていました。

貼り付けた両面テープは3Mのもの。ですが、そんなに強力なものではないはずです。

今回、エコカラットを張ろうとして、その場所を剥がそうとしたら。。。

べりーーー。

げ。

 

まさかの壁紙毎持ってかれてしまいました。

これはまずい。

ここまで強力にくっついていたとは思っていませんでした。

これは冷や汗ものです。

家族からの白い目を逃れることはできません。実は・・・(-.-;)

というわけで(汗)エコカラットDIY開始です!

それではエコカラットの作業に入ります。

エコカラットはそのデザインによって、大きさが違ってきます。

自分の購入したランドというエコカラットは、縦25mm×横75mmサイズのタイルが大体303×303のサイズにまとめられています。

 

エコカラット 自分で

 

まとめられているといっても、それぞれを切り離すことは可能なので、かなり細かい調整をしながら貼ることが出来ます。

ただ、この小分けにされたサイズを、またさらに小さくカットしようとすると、ちょっと大変です。

エコカラットは、固いタイルのように思いますが、普通のカッターナイフで切り込みを入れ、

えいっと折ってやると、簡単に割れます。

簡単に割れてくれるのですが、上手くは割れてくれません。

いくつかやっていると、斜めに割れてしまったり、全然違うところで割れてしまったり。

いくら切り込みを入れたところで、失敗も出てきます。

 

カットしようとして失敗した例

エコカラット 自分で

 

案外均一に割るのって難しいです。

専用の道具があれば別かもしれませんが、専用の工具ではなく、自分で用意した物を使う場合は余計に注意です。

ですが、慣れてくれば、加工はできるようになりますよ。慣れは必要です。

ぶきっちょな自分では、上のようになってしまいます(汗)

エコカラットのスターターキットは必要?

自分はエコカラットのスターターキットは購入しませんでした。

便利で使いやすいのだとは思いますが、もっと広い面積や、凝った作りにする場合にあったほうが良いですが、自分で行う分には、他の工具(?)で代用できるんじゃないか、と思って購入しておりません。

代用品一覧

・ローリーカッター

ピザを切るカッターの小さいやつみたいですね。

ですが、普通にカッターナイフでカットできます。

ただ、やはりタイルは固い。刃が段々と無くなってきますので、時々折って新しい刃にしてください。

 

カラットコーク

使用するエコカラットにぴったりの色のコーキング材です。

エコカラットの隅や、出隅を埋めることで綺麗な施工になります。

ですが、まぁ、似たような色でいいんじゃない?隅っこだし。

ということで、普通のコーキング材を使用しています。

といいますか、建物引渡し時に頂いたクロス補修用のコーキング材がありましたので、それを使っています。多分買っても400円ぐらい。

 

切断台

③のものです。これは、机の角とか、木材とかでなんとかなるかなと思います。

ただ、図面台のように直角を確認したり長さを確認したりできるのは結構魅力的。

綺麗にカットできるようにな工夫もあるかもしれません。

 

楽省スペーサー

タイルとタイルの継ぎ目の空間を均一にするために必要になります。

が。

もともとタイルとタイルはくっついていますので、その幅に目測で合わせればOKです。

今回使用した「ランド」は不均一さもデザインですので、幅についてもそれほどこだわることはありませんでした。

 

櫛目コテ

これはスターターキットには入っていません。

ですが、これはちょっと悩みました。

目的としてはエコカラットを貼るのりを均一に塗り伸ばすことが目的です。

なにか適当なギザギザのものを使っても良かったですが、厚みが心配でした。

ですので、使ったのはコレ。

 

養生用のプラダン(プラスチックダンボール)

ヘラ

 

これを適当なサイズにハサミで切って、ギザギザを作成。

ついでなので、指を通して持つことのできるのり置き場も作ってみました。

 

最初、ギザギザが大きすぎてのりが足らなくなってしまいそうでしたので、新たに小さいギザギザのを作って調整。幅も塗りやすい大きさに調整し、上手く節約しながら貼ることが出来ました。

 

プラダンだと1900×900サイズでホームセンターで300円ぐらいでしょうか。

床が傷つかないように養生にも使用できます。

 

その他スターターキットには色々ついてきます、

L字に切り込みを入れたり、曲線カットしたり。

エコカラットを加工しようとする、もしくは壁一面に貼るなど、大きな範囲を施工する場合はあったほうが、素人DIYerからすると安心して綺麗に貼れます。

 

エコカラットで柱が誕生!?

エコカラットは普通、壁にこんな感じでアクセントで貼るものかと思いますが、

 

今回はちょっと変えて、柱状にしてみたいと思います。

エコカラット 自分で

使用したエコカラットはアイボリーの石調「ランド」

 

エコカラット 自分で

 

石調なのでタイルのように横に貼るのが普通ですが、今回は柱であることをイメージして縦張りにしてみます。

横で貼ろうとすると、エコカラットの切断がかなり多くなり、失敗が多くなりすぎることも理由の一つですが(汗)

エコカラットをカットしよう!

まずは、柱の幅にシート状になったエコカラットを切り分けていきます。

 

エコカラット 自分で

 

凸凹に貼り付けられているのエコカラットをカットします。

 

エコカラット 自分で

 

端材のSPF材を使って直線にカッターを擦っていきます。

ある程度切り込みを入れたら、端材の端を利用して、ぱっきり割っていきます。

 

エコカラット 自分で

 

手でも割れるぐらい簡単に割れてくれます。

ただ、油断していると。

 

エコカラット 自分で

あれま。

 

これだと失敗です。なんとなく目立たないところに使うか、防湿防臭用に下駄箱行きです(苦笑)

割った切り口はあまりきれいではありませんので、やすり掛けしていきます。

 

エコカラット 自分で

 

サンダーを使っていますが、内部はかなり脆いので整えるだけなら紙ヤスリでも大丈夫です。

ざくざくカットしていきます。

 

エコカラット 自分で

 

と、一応カットしてきましたが、結局このエコカラットを縦方向に貼ることになり、このカット作業は一部を除き練習扱いになってしまいました。(-.-;)ふむー

エコカラットをカットする時は、カッターで切り込みを入れつつ、しっかり押さえつつ力を込めてください。失敗しても袋に入れて置いておくだけでも消臭調湿効果はありますので、練習するつもりで、少し多めに購入しておくといいです。

 

次のページからは実際にエコカラットを壁に張っていきます(^O^)/

コメント

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