電子レンジをゴミとして捨てよう。電子レンジを分解する時の注意点!少し危険箇所も

電子レンジ廃棄

昨年から引き続き家電製品が壊れてばかりですが、本当に最近良く物が壊れるんです。

ロスガードと言われる全熱交換器も新年早々故障してしまいましたし、車の電動スライドドアも壊れ、ついに電子レンジも壊れました(汗)

昨年度は落雷による様々な家電の故障に引き続き、色々と壊れる災いは続いているようです(泣)

家電の修理とメンテナンス
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ということで、リサイクルは自分でなんとかしてみよう。という思いの中、電子レンジも分解して小さくして不燃ごみにしてしまおうと考えて実行しました。

ただ、電子レンジの分解は高電圧コンデンサを利用しているため危険が伴う可能性があります。

電子レンジを分解して不燃ごみにしよう。

電子レンジは家電リサイクル法の対象の家電製品ではないため、不燃ごみ、もしくは、粗大ごみとして処分することができます。ただし、不燃ごみの袋に入れることができればですが。

今回廃棄しようとした電子レンジは22リットルサイズなのですが、不燃ごみの袋に入りませんでした。袋の大きさは市町村によって違いますので、同サイズであっても、そのまま処分できる可能性もあります。

 

今回分解するのは日立の電子レンジMROシリーズ。

電子レンジ廃棄

H54というエラーが表示されて動かなくなってしまいました。

調べてみると、電子レンジの心臓部分であるマグネトロンか、もしくはインバータ基板の故障の様子。

もう10年使用している電子レンジでしたので買い替えをするのですが、不燃ごみの袋に入らなかったため分解してみることにしました。

電子レンジ分解の注意点!高圧コンデンサ付近は危険!

電子レンジは使用している電圧こそ100Vですが、マグネトロンにかかる電圧は2000Vとも言われています。

電源である100Vはもちろんコンセントを抜いて作業するのですが、コンデンサは電気を貯めます。

時間とともに放電はされていくのですが、大容量であることからも危険が伴います。

そのコンデンサ周辺を注意しながら分解していくことにします。

電子レンジ 廃棄

 

とりあえず、見えているねじはどんどん外していきます。※電動ドライバを使用していますが、手回しでも大丈夫です。

電子レンジ 廃棄

おそらく最初は上からかぶっているカバーのようなものが取れてきます。

そのカバーを外すと。

電子レンジ 廃棄

早速登場しました高圧コンデンサ。

下にあるのはおそらくマグネトロンでしょうか。

この辺りでむき出しになっている配線には触らないようにしておきます。

 

コンデンサには電圧がかかっている可能性があるので、電子レンジにもともと付属していたアース線を使って端子と端子をつないで空気放電することに。

念の為なのですが変化なし。

安全のために、自然と放電するようになっているのかもしれないですね。

電子レンジ 廃棄

国内製の電子レンジは、安全対策のために並列に抵抗が取り付けられている場合が多く、そこで放電させていると聞いたこともあります。

簡易な回路図は電子レンジの側面に記載がありましたが、それを見ただけでは確証はなかったので、放電させてみましたが、電気は貯まっていなかった、もしくは少なくなっていたようです。

ちなみに電子レンジが壊れて、コンセントを抜いてからほぼ一日放置していました。

 

内箱は力任せにつぶします。

さぁ問題の部分が取り外せたら、後はどんどん外していきますが。。。

電子レンジの内側の箱の部分は、ドライバなどで外せるものではなく、カシメられていました。

電子レンジ 廃棄

 

こうなってしまうとドライバではなんともなりません。

ただ、幸いなことにそれほど厚い鉄板ではなかったので、上から体重をかけて踏んづけてやれば、このかしめてある部分は取れてくれました。

 

電子レンジ 廃棄

 

踏みつける際は金属の飛びなどに注意してください。勢い良くやらずに、金属を曲げるようにゆっくり体重をかけて行くと比較的安全です。

 

電子レンジ 廃棄

内箱がぺっちゃんこになりました。

 

ここまで小さくなれば後はゴミ袋へGO。

結果、不燃ゴミ袋2枚で入れることが出来ました。

 

電子レンジ 廃棄

 

ちなみに、高圧コンデンサは新聞紙に包んで不燃ごみと一緒に捨てました。

 

電子レンジ 廃棄

無いとは思いますが、まだ電荷が残っていて何らかの端子が短絡し、発火につながるとも限りません。直接金属が触れることがないようにしておきます。

 

後は、不燃ごみの日に指定の場所に出しておいたところ、無事回収されていきました。

パソコンと一緒に小型家電を処分する。

実は、こんなことをせずにお金をかけずに処分する方法がありました。

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パソコン1台の廃棄があれば、記載してある小型家電製品の同包も一緒にリサイクルしてくれるようです。パソコンを廃棄した際に利用したんですけどね。まさかこんな大きな電子レンジも小型家電に含んでくれているとは思いませんでした。

電子レンジぐらい大きなものを同包する場合、規定のサイズ内(3辺の合計が140cm)ですと、他にはノートパソコンぐらいしか入らないような気がしますが、今回たまたま廃棄予定のノートパソコンがありましたので、それと同包すれば良かったと思ってしまいました。

パソコンなどの廃棄予定があればそれと一緒に廃棄するのが良さそうです。

電子レンジを分解することのコストパフォーマンス

電子レンジは家電リサイクル法の対象ではないため、粗大ごみや、不燃ごみとして捨てることが出来ます。ただ、市町村によっては不燃のゴミ袋には入らない可能性もあります。

自分が前に居た名古屋市であれば問題なく入る大きさだったのですが、今住んでいる場所では袋の口がかなり狭く、容量22リットルぐらいの電子レンジだと入りません。

不燃ごみの袋の大きさは、その市町村のゴミ収集車が回収できる大きさと聞いています。

無理して入る程度であれば多分大丈夫ですが、あまりに大きいものは粗大ごみとしたほうが無難です。

キチンとリサイクルしてもらおうとするならば家電量販店でお願いすれば2000円ぐらいで廃棄してくれそうです。

 

今回分解にかかった時間は清掃も含めて1時間半ほど。

費用としては不燃ゴミ袋2つで済みましたが、コストパフォーマンス的にはどうでしょうね。

危険度も考えると、1000円ぐらい払って粗大ごみがいいかも(コラ)

今回も半分興味での廃棄DIYでした。

それではっ!

コメント

  1. あがさ より:

    はじめまして。自分も電子レンジを解体して不燃ゴミとして出したいのですが、高電圧コンデンサーも新聞紙にくるんで不燃ゴミとして出されたのでしょうか?

    • はっち はっち より:

      コメントありがとうございます。

      高圧コンデンサも不燃ごみと一緒に処分しました。
      分解するときは金属の尖った場所も多いので、力をかけるときなど注意してください^^