長く使っていても、長く使っていなくても壊れてしまう時は壊れてしまう扉。
今回壊れてしまった扉はテレビボード。
ちょっと簡単に交換できるものでもありませんので、なんとか修理してみました。
代わりの蝶番を取り付けて開閉できるようにする。
今回修理するテレビボードの扉は、上から下に開く扉だったのですが、子供が体重をかけてしまったらしく、ばっきり蝶番(ちょうつがい)が折れてしまいました。
本当であれば同じものを取り付けたいところですが、中々見たことのない形の蝶番です。ホームセンターでは同様なものは見つかりませんでした。
そんなときにできる、代わりの補修できる方法の紹介です。
元々取り付けられている蝶番は下の写真のように、しっかり座彫り(蝶番の厚み分だけ彫り込んだところに取り付け)してあるため同じものでないと取り付けられません。
そこで用意したのは代わりの蝶番。
2つで100円。100均で購入しました。(写真は4つありますが、1つ(2個入り)でいいです)
塗装はしてありますがスチール製なので屋外で使うとサビてしまいますので注意です。
そして、この蝶番に合うねじサイズも同様に100均で購入できます。
これを。
こんな感じで、既存の蝶番の横に取り付けてやればOK。(左側の蝶番は上の写真と同様なもので壊れています。)
蝶番は扉を開けないと見えない位置なので、普段はこんな風に不自然に2つ付いていても気になりません。
順にやっていきたいと思います。
蝶番の取り付け手順
蝶番を取り付けるには、まず取り付けるためのネジの位置を鉛筆で印をつけておきます。
そしてその穴の位置にキリなどでネジ穴を空けます。
勇気を持って空けていきます(苦笑)
最初にネジ穴を空けておく理由は、ネジをねじ込んでいく際に木が割れてしまう可能性があるからです。
ネジのガイド穴である下穴を空けておくことで、安心してネジをいれることができます。
電動ドリルでも楽々です。
蝶番を取り付ける時は、表、裏に注意してください。上手く可動する方に取り付けます。
後はドライバーでぐりぐりと取り付けていきます。
この時、棚にネジを締めていくのですが、受け側の木が弱い場合あまり強くネジを締めると空回りしてしまうかもしれません。
空回りするということはネジが効いていませんので、外れてしまう可能性があります。
ですが、なってしまったらしょうがない。
安心のためにもう一つ蝶番をつけておいてもいいかも。
我が家なので適当です(苦笑)
今回、我が家は2つとも蝶番が折れてしまっていましたので、それぞれの脇に一つずつ取り付けておきました。
無事開閉するようになりました。
最後に木に穴を空けているので、切粉をしっかり掃除しておきます。
DIYするようになってから、かなり役に立ってくれているコードレス掃除機。
ちょっと何かしようとすると、すぐ散らかったり汚してしまうDIYなので、とても重宝しています。
DIY補修費用
費用的には、蝶番が100円。ねじが100円。
結果200円で補修することが出来ました。
必要な道具は、穴を空けるためのキリとネジを締めるドライバーでOK。それぞれ100均で用意しても400円ぐらいで済んでしまいそうです。
最後に耐久性
100均の蝶番ということで多少耐久性が気になりますが、スチール製というのもあって、結構丈夫です。
以前作製した、ガーデンシェッド(物置小屋)の扉でも同様に使用していますが、4年ほど経った今でも10kgぐらいありそうな扉を支えてくれています。(屋外なのでサビは出てきていますが^^;)
蝶番が2つとも折れてしまい、なんとか引っ掛けて扉を閉めても、開けようとするとガタンと落ちる(床が凹む(TT))という状況でしたので、子供には開けないようにと言っておいた場所でした。
早く直すことが床の保全にもつながる!
ということでざくざく直してしまいました。
簡単にできますので、ぜひDIYで補修してみてください!それでは。
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